寝返りと自尊心
最近、娘の寝返り練習が活発化。
その度、なかなか寝返りが出来なくてヒンチしてる。(ヒンチ=沖縄の方言で上手くいかなくてイライラしてるみたいな意味。)
そんな時ついつい手を差し伸べたくなる気持ちを抑える父ちゃん。
けど本当によく観察してみたほうがいい。
産まれて5ヶ月の子どもでも、チャレンジして上手くいかないが何度もトライする。休憩も自分のタイミングでやる。悔しがっているようにも見える。(これはこちらの感覚もありそう。)
これがまさに自発的な行動で、逞しさで、生きる力を発揮している瞬間だと感じる。
一度だけ偶然成功した時は満面の笑みだった。自分でそれがわかるからだ。そこで一緒に喜んだ。疲れたら抱っこ〜とぐずる。そうしたら優しくそっと抱いてあげる。(上手くいかなくて泣く時もある。)
子どもを信じる事も、関わる事も彼女がお腹にいる時から、僕ら親子はすでに始まっていてこの先も続いていく…。(お腹の中にいる時から、妻と3人で会話しようと挨拶や出来事を一緒に話してきた。)
自尊心は言っては育たない。自分自身が身をもって経験し育てるもの。そして出来る存在として関わってあげる事。
僕は親としてそれを見守り、それを力づける存在としてありたい。そして、君にもっとも身近な1人として、その大切な人生を応援できる役割を与えてくれてありがとう。
僕が世界で今一番の関心と興味を与えてくれている彼女が、今この世の中でこの先欠けてはならない一番大切な事を教えてくれている。
世界にはオンラインに夢中になりすぎる子達がいる中で、君は今自分自身に・自分自身がやる事に夢中だという事だ。
これはすごく大事な事だ。
本当に色々な意味で君から目が離せない。
僕が1番大切な事を教えるのではなく、親の僕が教わっているのだから。
すでに彼女がこの世界に貢献している事を誇りに思います。