小学生の思い出
最近涼しくなりました。
町には長袖シャツを着る人も徐々に増えています。
そして、100円ショップにはハロウィンのグッズが販売されています。
秋を感じさせられます。
秋を感じると思い出すことがあります。
それは、家族で買い物に行った時のことです。
当時の私は家族で買い物に行くのが嫌で、いつも駄々をこねていました。
そんなときに親がよく言ったのが、「なんでも好きな物一つだけ買ってあげる」でした。
その日もそう言われ、買い物に行ったのを覚えています。
親からすれば、一つだけで駄々をやめて素直について来る私を見て、「ちょろっ」と思っていたのかもしれません。
ですが、その頃のテレビは頻繁に秋の旬な食材を取り上げていました。
その影響で、その日の好きな物の一つが松茸になりました。
松茸を見るなり「これがいい!!」と言う私に対し、母親は、「だめ!」と即答されたのをハッキリ覚えています。
それでも駄々をこねまくった私が勝利し、松茸を買ってもらいました。
家に到着すると早速、母親と私は一緒に松茸の調理を始めました。
普段はお手伝いをしないのに、その日は率先してお手伝いした記憶があります。
初めて食べた松茸料理の感想は、”なんだこんなもんか”という感じだったと思います。小学生の私はその美味しさが分かりませんでした。笑
ですが、食べたかった松茸を食べることができた達成感は今でも覚えています。
今思うと、高い松茸をよく買ってくれたと思います。
それ以降のお買い物では、好きな物一つはお菓子かジュースになったことは言うまでもないです。
そんなことを思い出す秋の始まりでした。
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!