読書記録2021
こんにちは。SNS領域プロダクトのプロダクトマネージャーをしている別所 (@gb_pdm)です。
投稿が遅れてしまいましたが、2020年に引き続き2021年に読んだ本を備忘録として紹介します。
2020年の読書記録はこちらです。
2021年に読んだ本は合計22冊でした。
個人的BEST3
2021年に読んだ本で個人的に良かった3冊は以下になります。
・グロースハック完全読本
・プロダクトマネジメント入門
・EMPOWERED
01.思考力・ビジネススキル関連
プロダクトマネージャー関連の書籍、記事を読んでいると「仮説検証」「具体と抽象」「戦略・戦術」というキーワードがたくさん登場します。
それぞれ非常に深い思考が必要になり、また言葉の解釈の幅も広いため自分の中でしっかり整理・理解する必要があると感じこのあたりの書籍を手にとりました。
具体と抽象についてこちらのnoteに簡単にまとめています。
「仮説検証」についても自分の中で整理は進んではいるのですがまだうまく言語化できていないので近々頑張ってnoteにまとめようと思っています。
02.マーケティング関連
業務上SNSマーケティングのドメイン知識が必須になるため、このあたりの書籍を読みました。
03.分析・グロース関連
『ビッグデータ分析・活用のためのSQLレシピ』
巷でSQL黒魔術と言われているSQLでゴリ押ししたい人向けの本です。
売上分析、行動ログ分析、データクレンジングなどのユースケースごとに実際のSQLの書き方が載っていてとても参考になりました。
『グロースハック完全読本』
グロースハックの生みの親であるショーン・エリスとFacebookでプロダクトマネージャーを務めたモーガンブラウンがこれまでの経験を元に体系化してまとめた本でプロダクトグロースに関心があるなら一度は読んだ方がよいと思う本です。
04.プロダクトマネジメント関連
『プロダクトマネジメント大全 上巻』
下巻が気になっているのですが、まだ上巻しか発売されていません。
プロダクトを「作り方」と「売り方」に分けていて上巻は「売り方」に焦点を当てた内容になっています。
『プロダクトマネジメント入門』
こちら書籍ではないのですが非常にわかりやすく体系的にまとめてあるので紹介させてもらいます。しかも無料公開なんて神です。
PMFに到達するまでに5つのフェーズで仮説検証していくというのがとても分かりやすくて自分のプロダクトが今どのフェーズかを理解する上でもとても参考になりました。
1.Founder/Customer Fit
2.Customer/Problem Fit
3.Problem/Solution Fit
4.Solution/Product Fit
5.Product/Market Fit
05.組織・育成関連
『EMPOWERED』
PMのバイブル「INSPIERD」を書いたマーティ・ケーガン氏の新作です。
良い製品を作るには良いチームが必要であるとの結論に至った著者が強めの口調で最高のチーム、組織はどうあるべきかを熱弁しています。
現場のPMはもちろん、PM組織を立ち上げようとしている企業や複数のPMをまとめているリーダーの方におすすめの1冊です。
『ソフトウェアファースト』
及川さんの本なので読んでおかねばと思い読みました。
昨今のプロダクトマネジメント手法論はソフトウェアファースト(プロダクト主導)であることが前提の上で成り立っていることが多いと思うので、もしそうではない企業の場合、この本の内容が参考になると思います。
ただ現場というよりかは経営層の方に読んで欲しい1冊です。
『コーチングのすべて』
コーチングを受けたいと思っていた時に「どうやって自分に合ったコーチを探そう」と思い悩み、コーチング自体を理解することでコーチを見つけやすくなるのではと思い読みました。
1on1で悩んでいるマネージャーにも良さそうな1冊です。
06.技術関連
『レガシーコードからの脱却』
エンジニアと一緒にチーム内での輪読会で読みました。ここに書かれている内容に関してチーム内で共通認識を持てたのはすごく良かったです。
『AWS Lambda DynamoDB API GatewayでTwitterボット作成』
無料で読めて実際にプライベートでTwitterデータ収集をサーバレスで実装しました。
Twitter Account Activity APIは仕様が少し複雑なのでこの本はとても参考になりました。
『【bubble】勉強本』
bubbleでサンプルアプリを作成している期間があってその際の学習教材として利用しました。いろんなクローンアプリを作成する過程でbubbleの細かな仕様を知ることができました。
07.学習効率
『Notion徹底入門』
2021.1月からNotionを利用し始めたのですが機能が多かったのでこの本で活用方法を学びました。
『レバレッッジ・リーディング』
『読書を仕事につなげる技術』
ただ本を読むだけでなく、読書効果を最大化したかったのでこちらの本を読みました。個人的には『読書を仕事につなげる技術』よりも『レバレッッジ・リーディング』の内容の方が自分には合っていました。
僕が読書の際に実施しているものについてはこちらのnoteにもまとめています。
さいごに
2021年は後半、プライベートと仕事が慌ただしく思うように読書の時間がとれなかったので今年は年間36冊の目標を達成できるように頑張っていきたいです。
『PLG / データ分析 / アジャイル開発 / 習慣化 / 戦略』で読みたい本が溜まってきているのでこのあたりの本を読んでいこうと思っています。
以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!