【レビュー】まさか!うちの子アスペルガー ?
アスペルガー の子供を持った親は、どんな人生になるのだろう?
本書は4コマ漫画とコメントで描かれていて読みやすいです。0才〜15才になるまでのアスペルガー 男子育児の記録です。
アスペルガー の症状というのは幼い頃から現れるみたいです。特定のものへの強いこだわりとか。
ただ母親は最初マイペースなだけだと思っていたそうです。
これが小学生上がったくらいから先生に自閉症の診断を促されたり、クラスから浮いていると言われたりして、だんだん確信に変わっていきました。
ちなみに10才でようやくアスペルガー と診断結果が出たそうです。母親は早くから受けさせようとしたけど、それまでは父親が診断を受けさせませんでした。
読み始めは、この人苦労するだろうな〜って思っていたら、やらなきゃいけない事は沢山出てくるけど、あまりお母さんに悲しい感じは出て来ませんでした。
どうしてこの子は…、なんでウチだけ…、みたいなのは全然なくて、割とアスペルガー の特性をその子の個性と認めて、伸ばそうとしている様でした。
俺だったら我が子がアスペルガー は絶対いやです。
しかし、俺の親父はアスペルガー の気があります。つまり、俺がアスペルガー である以上、俺の子供もアスペルガー になる可能性が大いにあります。
しょうがないけど、できるだけ前向きにアスペルガー っ子の子育てを行いたい。
この本で学んだことは、
アスペルガー の子供を育てるには「愛情を持って見守るとか、あまりあれこれ口出しせず、のびのび育てる」では上手くいかないということ。
何故なら、アスペルガー は環境から多くを学ばないから
お父さん、お母さんが、「我が子の背中を押す」ことをしないといけない。
沢山の経験値を積ませる、
沢山のフォローを入れる、
何が良くて、ダメなのか理論と人の感情を説明する。
これらが必要だと感じました。
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