【お母さんっ子系ゲイ向け】最近話題の親子関係の話をゲイ目線で語ってみた
今回はある記事の紹介から始めます。
この手の話題は自分とても敏感で、共感できることが多々あるし、きっとゲイの方の中にもこういうことはかなりあるはずと思ってます。
親、特に母親との関係になんかしらの違和感があったり、とにかく大事にしなきゃと強い義務感を持ってたり、逆にひどく嫌悪していたりする方はぜひ読んでください。
その悩みの原因、親の影響かも?
今回紹介したいのはFNNプライムオンライン編集部のこちらの記事。
タイトルは『毒親問題は“母と息子”でも起きる。気付かないまま従っているケースは要注意…大人になっても引きずる悪影響』
最近は「親ガチャ」の話がよく話題になるんですが、この話はゲイの息子にとって結構根深い問題だと思いました。
特にシングルマザーの長男ゲイ。
この記事を読んで心当たりがある人、きっといますよね。
自分にとっての毒親
自分もこのケースに当てはまる人です。
シングルマザーではなかったけど、今思えば自分の母親もここで言う「毒親」だったんだろうなと思います。
「何でも完璧に、自分ならできる」
「こんなに面倒見てるのに何でそれが分からないの?」
昔は頭の中によくこんな考えがありました。
これ全部母親の影響だったんですよね。
そういう母親からずっと距離を取り、自分一人で頑張ろうといろんなチャレンジをしました。
で、人生で一番デカい挫折をしてから、
「なぜ自分は毎回ダメな結果にしかならないのか」
を突き詰めて心理学を勉強したとき「母親の影響」にたどり着いたワケです。
これに気づけたことで、ものすごく肩の荷が下りて楽になったことはたくさんありました。
今では「大好きだけど大嫌いな人」という感覚で接しています。
大事なのは間違いないけど
親は大事です。
それはとてもよく分かります。
社会に出て、働いてお金を稼いだり、自炊したり、そういうことを覚えてから子どもを育てる目線に立つと、親の苦労ってめっちゃ感じますよね。
兄弟がいる家族なら、なおさら親めっちゃすごいじゃん!ってなります。
そこはぜひ感謝しましょう。
自分も感謝してます。
それでも、それよりも大事なことがあります。
自分自身の人生どうするかを決めるのは親ではないということ。
決めるのは自分自身だということです。
ここは絶対間違っちゃいけません。
親を幸せにするために一番大事なこと
ゲイの長男だと、「家を継がなきゃ」「孫を見せなきゃ」「片親で育ててくれた恩を返さなきゃ」と思うことがあると思います。
今はちょっと時代が変わったので、こういうふうに考える人は少なくなってるかもしれませんが。
でも、ゼロではなくて、そういう真面目な考えをする長男ゲイほど、強く義務感を感じてたり、自分の限界を超えるまで我慢をしたり、ストレスを抱えてしまいがちです。
もし親を幸せにしたいなら、まず自分自身がガチで幸せになりきりましょう。
そして、その幸せをお裾分けするくらいにするのが良いです、間違いなく。
以前お話したシャンパンタワーの法則と一緒ですね。
お母さんと仲が良いゲイの息子って自分の周りにも多いので、きっと他にも結構いますよね。
ただもし息子のアナタが、何かいつもうまくいかんのよなーとか、ホントはこうしたいんだけど…とか、鬱屈した感情をいつでも持ってるようなら、一回親との関係を見極めてみる必要があると、ボクは思います。
少しでも悩み解消の参考になれば。