窓枠を銀のシダの葉が 夜を隠す様に覆い尽くしてゆく 朝になれば溶けて消えると 知っていたから僕はいつも 嘆き続けては涙をこぼした
星と針葉樹
雪が降り始めていたよ
空を見上げては溜息ついた
何がいけなかったんだろう
誰が悪かったのかなんて
意味の無い事を考えてたんだ
窓枠を銀のシダの葉が
夜を隠す様に覆い尽くしてゆく
朝になれば溶けて消えると
知っていたから僕はいつも
嘆き続けては涙をこぼした
もし別のパラレルで逢えてたら
君と何処まででも行けただろう
この世界の目に見えない
果てまででも、、、
そびえる針葉樹のシルエット
星空の前に立ちはだかり
奪われた言葉はすべて
満天の彼方砕け散る
でも何時の日にか降り注ぐだろう
君のその心に
僕のこの心に
降り注ぐだろう