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衝撃の2大イジメ事件(自己紹介8)
僕にとっての大きなトラウマ。
「Nさん偽装ラブレター事件」と「妹暴言・暴力事件」
これ、思い出したくないんですよねぇ~(笑)
かなりショックだったので、都合のいいように改変している節すらあります(笑)
でもまぁ振り返りなんでね。思い出しながら、この2つの事件を紹介します。人によってはちょっと胸糞悪いと感じるかもしれません。なるべくポップに仕上げるよう頑張りますが(笑)
苦手な方は、ここで読むのを中止してもらった方がいいかもしれないです(笑)
今年の3月で30歳。これからの人生に弾みをつけるために、ハードモードだったこれまでの人生を振り返っていきます。
過去記事はコチラから!
小学校4年生。10歳。
人は、このくらいの年齢から個性というものが確立されるのではないでしょうか?
僕は9歳の頃、自分の育っている環境が明らかに他の同級生と違うという事を認識し、劣等感を抱き始めました。10歳の頃には、自分は人より劣っているのだからおとなしくしていようと思うようになっていて、学校では目立たないようにしているつもりでした。
でも、いじめられました。
今思い返すと、このいじめは仕方ない節もあったと思っています。体が大きいのに、目立たないようにしようとすると、周囲の人間には「なよなよしてる奴」という印象を与えてしまいます。これはイジメのキッカケになりやすいですよね(笑)
身体の大きさ-主張が弱い=なよなよしている度
この値が大きくなればなるほどいじめに繋がります。
この公式、テストに出ます(笑)
覚えておいてください(笑)
ちなみに
身体の大きさ-横柄な態度=生意気
この値が大きくなればなるほど人に嫌われます。
ついでに覚えておくといいと思います。
4年生くらいになると、男子と女子の感覚の差も明確になってきます。男子からすると、なよなよしている男子は「女子っぽい男子」になってしまう。
だから余計に、ターゲットにされやすいのでしょうね。
当時僕のいたクラス「4年4組」には、割とハツラツした元気な男子が3割、主張の弱めな男子が7割位いたと思います。その中でも特に元気な男子数名がクラスでも注目を集めていました。
いわゆる、クラスカーストです(笑)
この時期から出来上がるんですねぇ(笑)
今回の事件に登場するのはクラスカーストの最上位ではなく、このクラスカースト最上位の鉄砲玉であり、金魚の糞です。
こいつの事はMと呼ぶことにしましょうか(笑)
僕に実施されるいじめの方法はこれです。
クラスカースト最上位がグループ内にいる鉄砲玉みたいな奴(M)にいじめの内容を伝え、この鉄砲玉が実際のいじめを実行する。
よくできた仕組みですよね(笑)
関心します(笑)
本当のクラスカーストトップはいじめを見物出来て楽しい。鉄砲玉は実行する事によってグループの一員である事を実感し、トップに存在を認められる。承認欲求が満たされるわけです。また、このいじめによって共通の話題・認識が生まれるため、グループには活気があふれ、楽しい青春を送る事が出来る。
ざっとまとめるとこんな感じでしょうか?(笑)(笑)(笑)
いや~愚かですね(笑)
当時の僕は嫌だなぁと思う気持ちと同時に、どこか冷めた気持ちもあったと思います。いじめられるのは嫌だけど関わりたくない。強さをアピールする事でしか存在の証明が出来ない頭の弱い人たちとは関わりたくなかったんです。
あとは、前の記事でも書きましたがやっといじめを克服できたのに、その方法が通じないショックもあったのでしょう。半ば諦めみたいな気持ちもありました。もう抗うのはやめよう。疲れた。みたいな感覚です。
ただ、それがいけなかった。
子供は残酷です。超えちゃいけないハードルも分からないし、ブレーキもついていません。動かないおもちゃを動かそうと躍起になって壊すのとおんなじで、どんどんイジメはエスカレートしていくわけです。
特に金魚の糞をやる奴なんて大概が頭おかしい奴じゃないですか?(笑)
頭(脳みそ)なんて飾りです。自分で考えているのではなく、命令されてやっているだけだから、罪悪感なんて持ち合わせちゃいない。通常の人間よりもブレーキがイカれちゃっているため、本当に容赦がないのです。
僕はその頃、このMにとにかく物を隠されたり壊されたりしました。持ってきた宿題のプリントを破られたり、鉛筆を折られたり、筆箱の蓋を壊されたり、給食のご飯に削った鉛筆のごみをかけられたこともありました。
それでも一切抵抗しませんでした。めんどくさいし、適当に処理しておけばいいと思っていました。完全に諦めモードです(笑)
そして事件が起こりました。
「妹への暴言・暴力です」
当時、休み時間になると僕の教室に2つ下の妹がよく来ていたんです。なんで来てたかはよく分かりません(笑)
その日も妹が僕の教室に来たのですが、お兄ちゃんいますか?と声をかけたのがMでした。Mは「よぉブス。お前の兄ちゃんはマジで弱虫だな」と言い、いきなり妹の頭に空手チョップを決めました。いきなりの出来事で泣く妹。
Mは教室の後ろの方にいる、カースト上位グループに戻りげらげら笑っています。
この時、僕の中で何かが切れました(笑)
多分3限終わりの休み時間だったと思います。僕は妹を教室に帰らせてから、そのまま荷物をまとめて家に帰りました(笑)
帰り道ガン泣きです(笑)
妹を自分のせいで傷つけてしまったこと、それに対して何もできないかっこ悪い自分。そんな自分が情けなくて仕方がなかった。なんで今僕は、こんなみじめな思いをしているのだろうか?と考えながら家に帰りました。
その後、家には先生から電話がきたそうです。勝手に帰ったので怒られるかなと思ったのですが、この時僕の行動を原因を説明し、弁解してくれたのがY君です(自己紹介6で出てきた今も仲良くしている小1からの友人)
彼が「Mが松澤君の妹に悪口を言って空手チョップをした。彼は怒って帰っていった。彼は悪くない」みたいなこと言ってくれたようで、僕はそこまで怒られずに済みました。
本当に感謝です(笑)
ただこの時、担任の先生はあんまり機能していませんでした。今だったら余裕で大問題ですが、この時はたいして大事にならず、結局妹は殴られ損です。その後僕も、経緯を説明しましたが、結局Mだけが怒られて、命令している母体はお咎めなしでした。
これではいじめは収まりません。むしろ、今まで目立たなかった奴が急に目立った行動をとったため、いじめは激化していきます。
この事件のあと、僕は再度考えます。
これ以上、被害を生まないようにするためには、もう一度いじめを排除する必要がある。ただし、今回のいじめは複雑です。どう対処すべきか?そんな事を考えました。
今回も色々試しましたよ(笑)
まず、母体含めMにやめてと言ってみましたが全然収まりません(笑)
今回は悪口ではなく、実力行使系のいじめです。ギャグや面白くして返すことができません。
時には同じことをやり返してみたりしました。モノを壊されたら壊し返す。結局ケンカになって終わり。失敗です(笑)
時には全力でやり返したりもしました。暴力ですね。今では反省していますが、当時はなかなか方法が思いつきませんでした。この時には、問題のいじめは僕だけでなく、同じような目立たない女子にも被害が及んでいました。
もう学級崩壊寸前です(笑)
本当に情けないしかっこ悪いのですが、僕は「自分さえ助かればいい」とそんな事を考えていました。とにかく、自分の周囲の人間に危害が及ぶことを避けようと必死でした。
結論を言うと、僕のこうした行動は今回すべて裏目に出ます。
僕はこの後転校してきたNさんという女の子を傷つけてしまう事になります。
あれこれ試し、最終的に僕が取った行動は「情報集めでした」
要するに、自分が受けているいじめの証拠やMがやっているクソみたいな行動の情報を集めて、先生に提出するという方法です。
もう時効なので言いますが、Mは、学校外では万引きをしたり、下級生から物を盗ったりと結構やりたい放題やっていました。これもトップの命令に沿ってやっていたことです。いやぁダサいですね(笑)
僕は徹底的に証拠集めをしました。集まった証拠を先生に提出して問題を表沙汰にしてやろうと考えました。
当然、Mに命令していた連中もすべてつるし上げるつもりでした(笑)
多分これが2学期の真ん中、9月くらいだったと思います。
当時は、Mから物を盗られた下級生に聞き込みをして、盗られたものとその時Mに言われた言葉を教えてもらったり、自分が受けたいじめをノートにまとめたり。こっそりカメラを持って行って問題行動の現場を写真に撮ったりしていました。
で、ある程度情報が集まったので、先生にもっていきました。
担任の先生ではなく、教頭先生に。
しかし、この後いじめの調査が行われることはありませんでした。あれだけちゃんと情報集めしたのに。です。
この件で僕は学校、というか大人が嫌いになります。
隠蔽されたんです(笑)
担任は機能停止していたので、わざわざもっと偉い先生に持っていったのに、何もしてくれないんじゃ意味がありません。
しかも、これイジメてたMにもクラスのトップカーストにもバレます(笑)
教頭は、いじめや問題行動を起こした彼らを呼び注意だけしました。で、その時その情報を密告した僕の事をばらしやがったんです(笑)
最悪です。これでかっこよくいじめが無くなればサクセスストーリーなのですがね。
さぁ、これでいじめっ子たちにも火が付きました(笑)
この頃、このクラスに女の子が転校してきました。これがNさんです。可愛い顔をしていたと記憶しています。何よりこの子は優しかったです。
それだけに運が悪かった。
いきなり、僕の隣の席になりました。転校してきたばかりです。僕がいじめられている事なんて知りません。割と話かけてくれるんです。僕もNさんと話すのは楽しかった。意外と見ているテレビ番組が同じで趣味が合う。当時まだ恋愛的に好きという感情は持ち合わせてなくて、良い友達が出来たくらいの感じでいました。
それがMのかっこうの的になってしまうのでした。
学生における最悪のイベント「偽装ラブレター」の始まりです(笑)
僕はNさんにラブレターを出したことになり、それがなぜかクラス中に広まっているという恐ろしい事態に発展しました。
ウワサは怖いですね。過程なんてどうでもいいし、ウソでも多くの人が信じればそれは本当になってしまうわけです。Nさんは違う、もらっていないと否定してくれていたのですが、Mはどんどん火に油を注ぎます。
僕も、こんなのウソだと言ったのですが、誰も信じてくれません。陰でこそこそ証拠集めするような奴の言葉なんて誰も信じねぇよと言われました。
そう。クラスには僕が情報収集していた事が捻じ曲がった事実として広まっていました。
ひどいっすね(笑)
Mが今までやった悪事は事実です(笑)
コンセンサスも取っていました(笑)
でもこの空間では、僕の行動は悪で、Mやった事はきれいに隠蔽されたわけです。
しまいにはクラスでキスコール(笑)
もはやお祭り騒ぎです(笑)
僕、この時のNさんの泣いている顔が今でも忘れられないんですよね。
転校してきたばかりで、こんな目に合わされて、しかもそれは僕のせいで。この時僕は人生で初めて、どうすればいいのか分からなくなりました。Nさん、そこから3日ほど学校を休みました。復帰しても僕とは目を合わせてくれません。
塞ぎ込んで、諦めムードだった僕に異性の友達なんていません。むしろ、陰口言われるレベル(笑)
だからこの時、異性でも友達になれるかもと舞い上がっていました。
残念ながら、そんな世界はありませんでした。僕は自分が受けているいじめや自分の行動がが誰かに飛び火して迷惑をかけることもあると学びました。
だから「自分の問題は自分で解決する。どんな手を使っても」と決めました。
この考えは今でも変わりません。もしも自分が、他の誰かによって平穏を脅かされたなら、割と容赦なく叩きます。
この事件のあとも、いじめは払拭できませんでした。
4年生はつらい思い出ばかりです(笑)
あんまり人も信じられないし、何より自分の事を信じることもできませんでした。
そしてこの後、僕にとって育ての父となる存在が現れます。そして、5年生ではいじめのみならず、担任の先生とも戦う事になります。
まだまだいじめ祭りです(笑)
できるだけ、ポップに書くように努めるのでついてきてもらえたら嬉しいです(笑)
はぁ~しんどい(笑)
Nさんの事思い出したら、どうしようもなく憤りを感じてきました
(笑)
続きはまた明日にしますね。