息子が考えた妖怪シリーズ
息子が4歳になった。
最近は、妖怪を考えるのにハマっている。3歳の後半から、絵だったり、立体で妖怪を作っている。
ここでは、昨日(2023年5月11日)に描かれたものをアップしようと思う。
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家の天井から水が落ちてきて、息子に当たったことがあったらしい。「それは妖怪の仕業かもしれない」と考え、描いたのがこれ。
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「かくれぼうず」はカーテンの後ろに隠れているお坊さんの妖怪。「からふるにんげん」は文字通りカラフルな人間。「ぶどうわらし」はぶどうが好きな座敷わらし。
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にんぎょが雫に落ちたところを表現したらしい。これなどは、「概念」を「絵」にしているのだから、抽象画に分類されるのかもしれない。
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古い障子に現れる妖怪。
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「くまとら」は熊と虎が合体した妖怪。「カッパがめ」は河童と亀が融合した妖怪。
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大根にカラフルな目玉がついている妖怪。
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亀と虎が融合した妖怪。手足の部分は、自分の手のひらと足をトレースしたものを貼り付けた。嘴と皿もある。
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これは、実際に埼玉県で伝承されている「ヤドウカイ」という妖怪をイメージして描かれたもの。
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椅子を倒す妖怪。今、息子本人が座っている椅子が赤い。その左側に「いすたおし」が立っている図。
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澤野秋文「ようかいりょうりばんづけ」に登場する妖怪たち(とうふこぞう、ざしきわらし、すねこすり等々)を描いたもの。
言葉を流暢に話せるようになって、一時的に絵が記号的になっていた。喋りはじめの時に描いた電車の絵のようなものは、もう描けないのかと思っていた。
だが、息子の創造性は失われていなかった。模写ではなく、自分で考えた妖怪を絵にできるようになったのだ。
いつの間にか、朝の支度もお着替えも、自分でできるようになっているし…。
子供の教育について、我々は考えを改めるべきかも知れない。
「これをしなさい、あれをしなさい」と命令することも時には必要だが、絵や工作、勉強は、自分がやりたいと思ったことをやらせてあげるのが一番本人の為になるのだと思う。