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槇原敬之さんのライブへ|Makihara Noriyuki Concert 2024 "TIME TRAVELING TOUR" 2nd Season ~Yesterday Once More~

2024年6月3日、槇原敬之さんのライブへ行ってきました。詳しい感想はブログに掲載しました。

今回のライブも本当によかった!

今回のライブは90年代の曲だけで構成されたライブツアーで、古くからのファンは懐かしさと当時の記憶で思いを馳せることもできます。逆に新参者のファンは新しい出会いも楽しめる内容になっていました。
槇原敬之さんのライブはボリュームも満点で良いんですが、結構会場のお客さんもみんな穏やかだし、ライブ中も結構座ってみることもできるのが個人的に好きです。
途中の長いMCになるときは「トイレタイム」と本人も言ってくれるので気軽にトイレにも行けるのでトイレを心配して喉からからで見なくても良い!
槇原敬之さんのライブのすごいところはなるべく、ほとんど原曲通りでキーも変わらず変なアレンジもないところです。本当にリマスターされた音で昔から変わらぬ美声で聞けるのでライブは本当に必見です。

90年代だけのセットリストに感動

今まで知らなかった名曲と出会って感動しました。槇原敬之さんのライブに行くようになったのは6-7年前で2000年以降のアルバムを中心に聞いていたので今回のライブでちゃんと知った曲も多いです。

中でも下記の5曲は自分の今の心にじんと来ました。よかったらYouTubeを貼っておいたので聞きながら読んで欲しいです。

  • 僕の彼女はウエイトレス

  • BLIND

  • THE END OF THE WORLD

  • キミノテノヒラ

  • 3月の雪

僕の彼女はウエイトレスは、CDで聞いたことがあったんですが結構明るくノリの良い曲で隠れた名曲じゃない?と思います。
恥ずかしいほど、恋愛にまっすぐな歌なのでもう35歳の僕は共感はできませんがこんな頃もあったなあと聞きながら思いを馳せることができるんではないでしょうか?

BLINDはかなり切ないです。歌詞からも伝わるように恋人がもう自分と別れたいと気付いてる時期のストーリーです。

僕の一番聞きたくないと思う言葉で
キミが楽になったり幸せになれるなら
簡単に言えるよよく聞いてて
さよならさよなら
僕という目かくしを外してあげるよ

BLIND/槇原敬之

自分から別れを切り出さないといけない状況ってしんどいですよね。自分が好きな人なのに、自分が目かくししてる障害になってしまっているということ。僕という目かくしを外してあげる・・・なかなか切ないです。

THE END OF THE WORLDは恥ずかしながら初めて聞きました。かなり後ろめたい曲で、ライブで演奏されるのはかなり珍しい曲だそうです。
僕は以前浮気相手になったことがあるとnoteにも書きましたが、その時の気持ちがちょっとこの曲に合わせてちょっと切ない気持ちになりました。
ダメだと思う人との関係、そんなストーリーです。

これ以上暗くならないね
後一回引けば消えるスタンド
お互いをもっと見つめるのに丁度良い
明るさも手に入れられない

THE END OF THE WORLD/槇原敬之

この日、大雨が降っていてちょうど歌詞の中の「いつも雨だね、僕らが会う日は」という歌詞がマッチしてて会場全体がしっとりしていました。隣の女性や会場ではすすり泣くのが聞こえたのでみんな過去の切ない恋愛を思い出していたのでしょうか。

キミノテノヒラの前にMCがあり、槇原さんのエピソードトークが。このキミノテノヒラは槇原さんの友人の話らしいです。
大手車メーカーに務める友人が花屋に転職したという話だそうです。
ちょうど僕も今、35歳になってこの仕事ってお金はもらえるけどやりたいことなのかな…そう悩むことが多いのでずーんと染みました。

手がねぼろぼろになっちゃうんだよ
恋人の写真をながめるように
手のひらじっと見つめながら
君は笑っていた
それは生きていることを
誰のせいにもしていない笑顔

キミノテノヒラ/槇原敬之

槇原さんのエピソードトークやMCを聞くたびにこの人って純粋なんだなあと思います。透き通ってるせいでいろんな悪い人にも騙されそう。と無駄に心配もしてしまうほど。
「生きていることを誰のせいにもしていない笑顔」っていう歌詞はなかなか書けないです。

3月の雪は卒業をテーマにした歌なので、上京をしたり、実家を出たり、何かと別れをするときに似合う曲です。「忘れたくないよ。こんなに素敵なら」という歌詞がこれまでの人生を振り返ってどっと涙が溢れました。

実家を遠く離れて、地元の人と離れて、夢を追って東京に出てくる人は共感できると思います。これまで作ったものがすべて一回0になってしまう、でも素敵な想い出はずっと残ってる、そんな思いを重ねて聞きました。


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