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mixiが今も使われていたら今のX(旧Twitter)のようなことにはならなかった?

35歳アラフォーの僕は人生初のSNSはmixiでした。
みんなmixiではフレンドになって日記を公開したり、一緒にゲームをしたり、日々コミュニケーションを取るSNSとして日本では人気でした。

そのmixiが廃れてしまってTwitterという黒船が現れてから、現在はTwitterもXという名前に変わりました。

現在Xで起きてることもmixiだったらなかったかも・・・と妄想してみました。


X(旧Twitter)はもうスラム

皆さんも冷静になって、Xを見てみると、Xはもうスラムだと思いませんか?

皆さんご存知の通り、もうXはスラムです。通り魔のように人を傷つけるポストをする人、陰謀論、他人の写真や動画を投稿する人、著作権を無視した画像や動画の数々。
詐欺、スパム、言い争い、批判を繰り返すユーザーたち。もはやもうこれはスラムです。
大阪のスラムと呼ばれる西成、日本で一番治安が悪いと言われる歌舞伎町でもこんなことにはなりません。
歩いていて、誰かに批判されることなんてほとんどないのにXならそういうことの繰り返し。

エロ、信憑性がわからないポストのリポスト、陰謀論、アンチ、批判、傷つけあい、かわいい動物の動画をパクってポストする謎のアカウント。

もうスラムでしかないし、「おすすめ」欄にはとにかく過激なもの、刺激的なものが表示されていて本来知らなくてもよかったことをたくさん脳に入れてしまいます。

もし日本のメインSNSが今もmixiだったら

もしも、日本のメインSNSが今もmixiだったら・・・そう思うことがあるので、たらればの話ですが甘い妄想をしてみました。

誹謗中傷もほぼない世界線

Xに比べてmixiはFacebookに近いSNSだったので、人とつながるときはフレンドというものでした。
なので友達同士、同じコミュニティ相手にしか基本発信をしなかったので日本という国にて他人を思いやってルールを守っていました。
なのでmixiを使ってるときは誹謗中傷がXのように全然目にすることもなかったです。
Xと違って捨てアカウントを作るメリットが全然なかったのです。

知らなくても良い情報を知らなくて済む

Xの何がみんなをそんなにカリカリさせているかというと本来”知らなくても良い情報”を知ってしまうことだと思います。
mixiをやってたときってコミュニティで好きなアーティストやモノの情報を知り、友達の日記を読む。
そんなことばかりだったのでカリカリ、イライラすることなんて今ほどなかったです。

それが今はXで知らなくても良い事件、誹謗中傷、見たら気分を害す動画や画像。刺激的なものが目に入るためみんなカリカリしています。

だから今のようにみんながイライラかりかりしたSNSというものにはならなかったかもしれません。

質の良い想い出が綴られていた

Xと違ってmixiは日本人のためのSNSでした。だから想い出を丁寧にアルバムに綴ったり日記でライブの記録や友達との旅行などに思い出を綴っていました。

それを振り返ったりできることがとても体験として質がよかったと思います。

日本経済に貢献できていたのかもしれない

この20年30年で何が失われたかと言うと日本人が日本の経済を自ら壊したことです。
日本経済のITチャンスを失ったことにあります。

SNSは日本産のmixiからTwitterへ
ECサイトは楽天からAmazonへ
フードデリバリーサービスはウーバーイーツへ
携帯電話は国産からiPhoneなど外国製品へ

mixiがもしXのようなユーザー数を持って今もメインSNSだった場合、Xに流れていく日本のお金、日本人の時間は日本の中で回っていました。
今は流出ばかり。動画配信サービスさえも日本のものを使う人なんて少ないです。

mixiに流れている広告宣伝費、ユーザーのプレミアム会員費、すべてが日本で回ってたら・・・それで雇用も増えて、そう考えると恐ろしいですね。

Xではもう本当のトレンドもわからない

Xでトレンドというタブがありますが、あれも本当のトレンドなんて出なくないですか?
そのワードをタップしてもインプレッション狙いのポストだらけだったり、自分が"見たい"トレンドになってるので、本当にみんなのトレンドが同じになることはほとんどありません。
そんな自分好みのトレンドを信じて大丈夫なんだろうか。

サンシャイン牧場でみんなと遊んでいたかった

SNSを通じて得たいのは批判や誹謗中傷ではなく人とのつながりです。サンシャイン牧場でみんなと遊んで、友達の牧場に水やりをしてた・・・あれでよかったんだよ、あれで・・・。

そう思います。好きな趣味の人同士で繋がれたmixiがまたメインSNSとして復活してくれないかなあと思うこともあります。
その未来が来ることはほぼないでしょう・・・。

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