30 島根県
家族旅行で来るのは三回目の島根県。
一回目は娘たちが小さい頃日帰りで出雲大社と玉造温泉へ。暑くて辛い記憶しかない笑
二回目は鳥取県に宿泊したとき。足立美術館に行き、その後また鳥取県に戻って泊まったため、国取をしたことにはなっていないのでした。えー、行ったことにしちゃダメ?と娘にきくと『あかんやろ』との返答。近くて遠い島根にはもう一度行くしかなくなったのです。
ラッキーなことに(?)島根には星野リゾートがふたつあるので、界出雲に予約をいれました。海側?灯台側?よくわからないまま灯台側を予約することに。星野の予約をするときは、大体旅行の一年前なので、下調べも何もなくよくわかってないのです。灯台側にしてよかったけど、海側も静かでよかったかも。
島根まで自宅から車で行くのも電車で行くのもちょっと遠い。そのため飛行機を利用することにしました。
早い時間の飛行機に乗るため、自宅を5時半に出て、出雲縁結び空港に8時に到着。空を飛んでる時間は30分ほど。あっとゆうまです。
到着してまずは八重垣神社へ。ヤマタノオロチの…何からしい。池に紙を浮かべて、占うのが有名なんだけど、紙を買い忘れる。買いに戻ろうと言っても、娘たちにもういいよといわれてしまい、諦めました。でもやっぱり紙を浮かべたかったな。すこし心残り。
お腹ぺこぺこなので、宍道湖沿いのたちばなさんでモーニング。夫は栗おこわ、私は出雲ぜんざい、長女はおしるこ、次女はアイスクリーム。
みんなそれぞれ食べたいものを楽しみ、道中のおやつも購入して、松江城へ移動。
松江城は国宝らしい。国宝はおさえておかねばならない。(東京都参照)といっても、上に登るのはしんどい。暑いし。そこで堀川めぐりをすることに。暑かったけど、かわいい船にゆられてお堀をめぐる初めての経験に親子で興奮。さいご、松江城がみえました。黒くて立派なお城。やっぱりその辺のお城とは格が違うわね。さすが国宝。
9月とはいえ夏日で暑く、降りてすぐ地ビールを堪能してしまいました。降り口のすぐ近くに地ビール館があるんだもん…
その後、タイミングよく神代そばに入れて、出雲そば堪能。その後はもう少し松江城に近づいてみるものの、暑いので退散。
暑い時に最適なのは美術館。菊竹清訓さん設計の島根県立美術館に向かいました。宍道湖沿いにあり、宍道湖と一体化したようなデザインの建物。チタン製の屋根がキラキラして綺麗でした。
コレクション展300円で、高村光太郎の「手」や北斎の富嶽三十六景を見れてめちゃくちゃ楽しめました。夫はいつも通り、ねっとりと絵と向き合っていました。今日は早く見るから!ってゆうてたけどやっぱり長い。
その待ち時間、子供たちは絵本コーナーで、島根といえばの安野光雅さんの作品を楽しめたので、よかったみたいです。
いい時間になったので、界出雲へむけて出発。
界出雲へはうみねこ海道を通らねばならないのに、7月の豪雨の影響で、ほんのこないだまで通行止めだったのです。その影響で界出雲もしばらく休業していました。しかし!我々はとてもラッキーで、営業再開当日に宿泊予約をしていたのです。わーい。
海沿いの道をのんびり車で走る。白神山地を思い出しました。
ひのみさき灯台のすぐ近くの宿は海に囲まれてなんだか神聖でした。トラベルライブラリーで日本神話を改めて勉強し、ヤマタノオロチ伝説や因幡の白兎伝説を初めてちゃんと読みました。そうなの?って感じ笑。スサノオはあんまり好きではなかったけど、スセリヒメのくだりがあまりにかわいく、ちょっと好きになりました。
安定の界。でもいつも新しい発見をくれる界。ありがとう。石見神楽も感動しました。界出雲に泊まる方は必見です。
翌日は出雲大社に行く予定だったけど、昨日出雲そばも出雲ぜんざいも食べれたし、出雲大社は行ったことあるし…行かなくていいのでは、となった我が家。ギリギリまで宿に居座り(一応ひのみさき灯台には登った。くたくた。)島根ワイナリーと出西窯にたちよって空港に向かいました。
車移動だと夫がお酒飲めない。なのでわたしも飲みづらい。はやめに空港につき、2時間ほど過ごします。とくにビールが好きになってからは空港で地ビールを堪能する楽しみができました。
今回はラウンジでしか飲めないビールを買ってみたりして、こんな楽しみ方もあるのだなあと思いました。島根は地ビールが多いみたい。色々飲んで、飛行機に乗る頃にはべろんべろん。酔っ払って私と夫が小競りあってても、娘たちが面倒見てくれます。家族旅行ってありがたい。
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