以前勤めていたブラック企業の話③
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前回までの記事はこちらをご覧ください
気づき始める異常さ
支離滅裂な環境の中でも必死にもがいて食らいついていた僕でしたが
入社して3ヶ月も経ってくると、あらゆる事実が判明するようになってきた。
まず労働時間だが、気づけば毎日12時間労働するようになってきた。徐々に少しづつ長く長く、自分ができることが増えるたびに、労働時間が30分、1時間、2時間と増えていったのだ。基本の労働時間が12時間労働。
残業時間に換算すると月で7〜80時間の労働になっていた。そうなってくるともう家には眠りに帰るようなものだった。当時はまだ実家暮らしで通勤に片道30〜40分かけて通っていた、毎週月曜日は通勤途中のセブンに寄って、ジャンプを立ち読みするのが習慣になっていた。
12時間の時点で残業なのだが、会社の上司は12時間を過ぎてからが残業扱いの感覚があった。そう12時間は目安であり確定で上がれる訳でもなく、たとえばお店が忙しかったりすると12時間半とか13時間になることも多々あった。
パンク修理の依頼、灯油配送の依頼、洗車が混み合うなど様々な要因で勤務時間が伸びることもあった。
僕はイライラしながら働いていた「おかしくね?」「一体いつ帰れるの?」と入社した会社の異常さにどんどん気づき始めた。
仕事終わりに友人との予定を入れると結構な確率で、待たせてしまうことがあったので次第に仕事終わりに予定を入れることは無くなっていた。
分からない出勤時間
また明日の勤務時間がわからないことも多かった。
何を言っているかわからないかもしれないが、シフト表は休みの日だけ決められており、出勤時間が決まってないのだ。なので上司に明日は何時出勤ですか?と聞く必要があった。言ってから「あぁちょっと待ってろ」とシフト表に名前を打ち込むが、こんな作業1ヶ月分やったとしても10分くらいじゃないだろうか。ずっと疑問に思っていたがこれに異を唱える人は誰もいなかった、今思えば不思議でならない。そして気をつけなければいけないのが、急に2日、3日連続でシフトが更新されるタイミングがあるのだ。
初めての遅刻
ある休みの日に会社のグループラインに通知が来た。写真だ、シフトの写真が送られて来たのだ。明日のシフトがわからないと、休みなんだが休んでる気がしないのだ。何時出勤かもわからないので、予定を入れようにももし早番なら朝6時半出勤、通勤時間を考えると5時には起床、となると23時ごろには寝たい訳である。
シフトを確認すると10時出勤で遅番になっている。
あぁ休みの後だから遅めの出勤にしてくれたのか。
と安堵していた。
10時出勤なら、8時ぐらいに起きて朝のんびりしていよう、そう思って眠りについた。
次の日の朝8時のアラームで目が覚めると
めっちゃ電話が来ていた。めっちゃ電話が来ていて、折り返すとものすごい勢いで、怒鳴られた
「お前何やってんだ今日早番だぞさっさと来い!!!!!」
と電話を切られた。
え・・・?
今日早番・・?
嘘、、だろ・・?
と動揺するなか送られてきた写真を見返すと、
確かに早番になっていたのだ、そう僕が見ていたシフトは
急に2日連続で更新されたシフトで10時出勤なのは次の日だったのだ。
僕は見間違えていたのである、、
理不尽だろ、、
そう思わずにはいられなかったが
とにかくもう行かねばならない、
速攻で支度をし、車に乗り仕事に向かった、、
このあと大変なことが僕を待ち受けていたのであった、、
次回
ご覧いただきありがとうございました。
果たして僕の運命はどうなるのか
こちらのnoteでは、ブラック企業に勤めて疲弊していた僕が
ホワイト企業へ転職するまでの物語を描いています。
次回の更新をご期待ください。
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