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コレをされたら、たまらんにゃ=^_^=

猫の愛情表現

日々の暮らしのなかで、猫は飼い主さんに対して、さまざまなしぐさで愛を表現していることに気付いているでしょうか。

今回は、猫の愛情を示す愛おしいしぐさをご紹介。

猫が甘えるときに見せるしぐさや愛情表現には、飼い主への特別なメッセージが込められています。
この記事では、猫の「愛情表現」や「飼い主に甘えたいサイン」に注目し、その具体例や意味を詳しく解説します。

猫の何気ないしぐさに隠された気持ちに気づくことで、愛猫とより深い絆で結ばれることでしょう。

頭や体をすりすりしてくる

構ってほしい、甘えたいときにする行動。
飼い主に自分のにおいをつけて「自分のもの!」と主張する、マーキングの意味もあります。
猫は警戒心の強い動物なので、嫌いな相手にはしません。
つまり、飼い主のことが「大好き!」というサインなのです。

じっと見つめる

猫は警戒しているときやけんかをするときに相手をじっと見つめますが、敵ではないとわかると目を逸らす習性があります。

しかし大好きな飼い主のことも、じっと見つめることがよくあります。
理由は飼い主の行動が気になるから。
あるいは「飼い主に何かを期待しているから」という場合もあるでしょう。

信頼が高まるほどじっと見つめられることが多くなります。
また、じっと見つめたあとにゆっくりとまばたきをみせる場合は、親愛の情の表れです。

ゆっくりまばたきをする

ネコちゃんのまばたきには、挨拶や返事の代わりといった意味合いもありますが、愛情表現も含まれています。

飼い主さんを見てゆっくりまばたきをしていたら、それは「好き」の合図。ぜひまばたきを返してあげましょう。
ネコちゃんがゆっくりしている時に、飼い主さんからまばたきを見せてあげるのもコミュニケーションになりますよ。

ぺろぺろ舐める

顔や手を舐めるのは、猫にとってグルーミングの意味があります。
親やきょうだいなど、信頼できる相手にしかみせない行動なので、飼い主の顔や手をぺろぺろ舐めるとすれば、自分の家族と認めて、愛情をしめしてくれているのです。

前足でふみふみする

子猫が、母猫の母乳を飲むときにする行動。
母猫を思い出してするしぐさなので、お腹がすいていたり甘えたかったりするときの愛情表現です。
母猫と同じように、飼い主を安心できる存在だと認めている場合のみに見せる行動です。

頭突きしてくる

頭や体をすりすりするのと同様、自分のにおいを飼い主につけたいというマーキングの意味があります。
飼い主に対する独占欲ですね。
大好きな飼い主に「甘えたい!」という気持ちも隠れています。

お腹を見せる

基本的に、猫をはじめ多くの動物は信頼している相手にしかお腹を見せません。
攻撃に対応できない、無防備な体勢だからです。

そんな猫が仰向けに寝そべってわざわざお腹を見せるのは、飼い主に安心感を抱いている証拠。
ただし、「お腹を見せてはくるが触られるのは嫌」という猫もいるので気をつけましょう。
お腹を見せながら飼い主をずっと見つめるのは、構ってほしい気持ちの表れです。

帰宅時に出迎える

「たまたま、玄関にいただけかな?」「ドアが開く音がするから来ただけかな?」……
いいえ、これは間違いなく、猫の「おかえり!」というサイン。 
飼い主の帰りを心待ちにしているということです。

一緒に寝たがる

警戒心の強い猫は、安全な場所にしか寝床をつくりません。
猫同士であっても、親猫やきょうだい猫以外と寝ることはめったにないのです。
飼い主を家族として認めているということ、安心しきっているということでしょう。

甘噛みする

猫の甘噛みは、子猫のころに親やきょうだいとのスキンシップで行っていた名残です。
カプカプと痛みを感じない程度に噛んでくるのは、猫が飼い主に大好きな気持ちやうれしい気持ちを伝えているのです。

プレゼントを持ってくる

猫が何やら咥えて持ってきて、飼い主の前にポンッと置くことがあるかもしれません。
お気に入りのおもちゃを持ってきたのなら、「これで遊んでね」というアピールの可能性が高いですが、飼い主さんにプレゼントすることを目的としているケースもあります。

小動物や虫を持ってこられたりするとちょっと驚いてしまいますが、これも最高の愛情表現。
狩りをして暮らしていた野性時代の名残で、飼い主を喜ばせたいという気持ちがあるのです。 

あごのせ

警戒心が強い猫が、敏感な部位であるあごを人の体の一部にのせるのは、信頼している証拠です。
飼い主さんのニオイをダイレクトに感じられる態勢でもあり、「大好き♡」の気持ちが秘められているしぐさといえるでしょう。

ゴロゴロのどを鳴らしている

リラックスしている時、うれしい時など幸せを感じているときに猫が鳴らす、のどのゴロゴロという音。
はじめてこの音を聞く人のなかには、モーターのような大きな音に驚いたという人もいますが、猫ならではのかわいい甘え方ですね。

サイレントニャー

サイレントニャーとは、猫が声を出さずにニャーと鳴き声をあげる行動を指します。
人間には聞き取れない周波数で鳴いているため、はじめてその姿をみる飼い主はビックリすることもあるようです。

この行動は、子猫のとき母猫に対して甘える際に用いられていたものであり、成長してからもよくみられます。

飼い主に対してサイレントニャーをするのは、母猫と同じように信頼している気持ちをあらわしています。

しっぽをピンと立てる

ネコちゃんもしっぽを使ってに感情を表します。
愛猫がしっぽをピンとたてて寄ってきたら、それも愛情表現です。

子猫は母猫になめてもらうことでお尻を清潔に保つため、母猫に近づく時はしっぽをピンと立てるということが習慣づきます。
この名残で甘えたい時や、喜んでいる時にしっぽをピンと立てると考えられています。

こんな風に近寄ってきてくれたら、優しくなでることで飼い主さんからも愛情を示してあげましょう。

愛情表現に答える方法は?

返事をする

猫は人間のように言葉を発することはできませんが、飼い主が話しかけたことを一生懸命に理解しようとしています。
自分の名前や“ごはん”などの簡単な言葉を発すると、振り返ったり近寄ってきたりしますよね。
たくさん話しかけることで、理解できる言葉の数も増えます。

猫からの愛情表現には「ありがとう」「うれしいよ」「大好きだよ」といったように、優しく穏やかな声で返事をしてあげましょう。

まばたきを返す

猫からのまばたきは、親愛のサイン。
ゆっくりとまばたきを返すことで、飼い主からの愛情が伝わり信頼関係の強化につながります。
目が会ったときや、見つめられたときにまばたきをしてあげるといいでしょう。
猫に安心感を与えることができます。

遊ぶ

すりすりしてきたりお腹をみせたり、ときにはおもちゃを飼い主の前に持ってくることもあるでしょう。
そういった「撫でてほしい」「遊んでほしい」という猫のサインには、しっかり答えてあげましょう。

忙しくて構ってあげられないこともあると思いますが、猫からの愛情表現を無視しないようにしましょう。
5~10分といった短い時間でも満足するので、できるだけ付き合ってあげてくださいね。
どうしても遊べない場合は、「後でね」と声をかけてあげましょう。

まとめ

実は感情表現がとても豊かな動物。
人間のように言葉を話すことはできませんがその分、行動や反応で自分の気持ちを飼い主に伝えようとしています。

猫に「もっと好かれたい!」と思っている人は、まずはじっくり愛猫を観察しましょう。
たくさん話しかけ、愛情表現にしっかり答えていくことで、猫との信頼関係がより強いものになっていきますよ。

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