『世界のなかで自分の役割を見つけること』読了記念
こんにちは、さかなです。
この本を読んだのはだいぶ昔なのですが、忘れないように書いておきたいことがあったので、筆を取りました。
作者の小松美羽さんは、銅版画やアクリル画、焼き物への絵付けなどを制作している、現在活躍中の現代アーティストの方です。
めちゃくちゃ迫力がある作品ばかりです。
本を読んだからかもしれませんが、小松美羽さんの生き方が現れているように感じます。
読んでから結構時間が経っちゃったのであやふやなところも多々って感じですが、忘れたくないことをここに書き留めておきます。
読んで半年くらい経った今でも覚えてること
小松さんの「三年周期」論。
小松さんは画家として活動を始めてから、これを意識するようになったそうです。
「三年周期論」とは
という三つのステップで何かに挑戦し、達成していく、というものです。
小松さんはこれに、「魂の成長」も含めています。
これまた引用・要約になっちゃうのですが、
一年目は、目覚めて、計画を作って、行動を始める。
二年目は、さらに進化し、具体的な行動を増やす。
三年目は、三年間の集大成として、目標を達成する。
そして、この一サイクルが終われば、一旦リセットし、
また「一年目」を始める。
ということです。
しかも私がなるほどと思ったのは、この「一年」」というのが暦と対応している訳ではない、、、というところです。
小松さんは秋が変わり目だと感じているらしいです。
私は「新年の抱負〜」とか言って目標を掲げても達成できた試しがないので、この「一月一日が区切りではない」という感覚には、許しというか、優しさ、自分と向き合っているような感じでしっくりきました。
かといって自分がいつを区切りと感じているのかがわかっている訳ではないのですが。。
あと、一年ってサイクルはいささか短すぎるんじゃないかとも思っていたので、三年っていう長期的な視野で計画をとらえられるのも、大人って感じがしていいなと思いました。
中学校とか高校とかも三年ですもんね、理由は知りませんが。
私が20歳っていうこともあるかもしれませんが、これまでの人生で「三年周期」で物事を考えたことがただの一度もありませんでした。
なんでも「早いほうがいい!!」って考えちゃう節がありました。でも、年を重ねるにつれてやりたいことの規模も大きくなっちゃうというか、やらなきゃいけないことが増えてきて可処分時間が減ってきて、やりたいことに割ける時間が減ってきてやりたいことを達成するのに時間がかかるようになってきたというか、そんなこんなで、そろそろ「三年周期」、長期的な視点を持って活動する人間になる頃合いだと思います。
今この本に出会ったのは、めちゃくちゃいいタイミングだったような気がしますね。巡り合わせ。
三年周期の目、開眼!!!!!(我愛羅)
次、死生観について
この章はどこをとっても覚えておきたいことばかりです。
「三年周期」の話でも気付かされたことですが、一年だったり一日だったり、そういう区切りを見直したくなりますね。「一月一日」「日の出」といった用意された区切りに自分を合わせるのではなく、自分にあった区切りを感じ取れるようになりたいです。
この話を聞いて、小松さんは闇、つまり死があるからこそ、魂という自分の本質を認識できるのだと理解したそうです。
「死」「自分を知る」ってキーワードを聞くと、NARUTOのうちはイタチさんを思い出します。
最近NARUTOにどハマりしているのですぐNARUTOの話をしてしまうんですが、この二論って同じような気がします。
私はまだ身近な人を失ったことがないので「死」というものをどこか別の世界の話の現象だと思っている節があります。
この二人のように「死」について真剣に考えて、確かな意見を持っている人はすごく尊敬するし、私も人間として、「死」に向き合わなければならないなと思いますね。
最後に
まだ引用して書きたいこともあるんですが、なんかそろそろ著作権に引っ掛かっちゃうんじゃないか?と思うので、やめておきます、、、
ページだけ書いておきます↓
33
39
42-45
169
172
201
203
205
213
220
225
皆さんも気になったら読んでみてください!
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