mono

ソーシャルビジネス、アート、教育、研究、ジャンルは変われど、作り手の思いが見えるストーリーに吸い寄せられてしまいます。 心が動いたとき、そのストーリーを言葉にしてみようとnotesで実験中。

mono

ソーシャルビジネス、アート、教育、研究、ジャンルは変われど、作り手の思いが見えるストーリーに吸い寄せられてしまいます。 心が動いたとき、そのストーリーを言葉にしてみようとnotesで実験中。

最近の記事

MY LOVE to 清荒神

私は、宝塚市という大阪から30分程度の都心のベッドタウンに位置づけられる街出身だ。 地元を出るまで、自然豊かな田舎でもなく、都会でもない、中途半端なかんじが苦手だった。 だがしかし。。。 この中途半端ええんちゃうん?と、歳をとって思うようになった。 なんというか、ほっとする場があるのである。 ということで、唐突に私の勝手に作成しちゃった地元広報キャンペーンが始まった。キャンペーンでは、今週末11月17日(日)に地元の神社「荒神さん」で開催される秋のお茶会案内である。 勝

    • ポートフォリオアプローチによる政策評価

      EBPMの政策評価について考えるにあたって、UNDPのポートフォリオ・アプローチによる介入効果を測る方法について学ぶことが多いのではないかと思っているので、今回は、ポートフォリオアプローチで介入した場合、何が個別のアプローチより良くて、どうやって、その効果を測るのか?について記事を書くことにする。 ポートフォリオアプローチとは? 何がいい?ポートフォリオアプローチとは ポートフォリオアプローチは、自分の言葉でまとめると、目指す目的に対して、政府レベルでのポリシーメイキング

      • 政策介入インパクトを測るサイエンス(手法)

        私個人の生きてきた偶然のストーリーが重なった結果、インパクトを測定するための手法としてのサイエンスがマイブームとなっている。 この新たにサイエンスが自分の目に止まった時のワクワクする感覚は、知らないエリアに迷い込んでしまい、歩いている中で、たまたま素敵なカフェを見つけ、「こんなところに、こんな素敵な場所があったんだ!」という感覚に近い気がする。素敵さをプロデュースしている人たちへの尊敬と感激のようなものが入り混ざった感覚だろうか。 そんなこんなで、物理的な店なら写真などで

        • サイエンスの消費には、ストーリーを必要とする

          科学は、わたしたちの生きる物語に合致したときに、価値を見出され消費される私は、最近、実証経済学の計量経済学について、熱い興味を注いでいる。 これまで学生時代に興味もなかったくせに、なぜ、今になって? 私の生きてきた軌跡を、ロッククライミングに例えるなら、たまたま、次の一手として有効な石になりうるかもしれないという、私の”期待”というスポットライトが当てられているからだ。 別の言葉で表すなら、私という物語(ストーリー)から生まれた仮説があり、その仮説検証のために、計量経済学

          私たちは、いい加減でクリエイティブ

          私たちは、chatGPT くらい、いい加減?今週末、気になっていた ニック・チェイスター著「心はこうして作られる - 即興する脳の心理学」を読んだ。 すごく雑に要約すると、私たち人間は、思考をその時々の目の前にある結果、そう思いたい結論に合わせて、即興的に材料を集めて、説明ストーリーを作ってしまう生き物だということだ。 chatGPTのようにいい加減な面があり、その場のインプットに依存する。 この説明は、世の中のさまざまの全体的に整合性がない現象、人の一貫性のない言動を説

          私たちは、いい加減でクリエイティブ

          いのちの水 in ベナン

          カラフル・ウォーター in ベナンこの一枚の絵は、ガンビエ(Ganvie)というベナンの水上都市で、生活に必要な水を買ってかえる女性の絵だ。 眩しい光が閉じ込められた、この絵を描いたのは、Sallayさんという女性で、アフリカの人々の生活を描いている。 水を買うためのボート行列Sallyさんによれば、飲み水等の水は給水所があり、みんなそこに並んで水を買うのだという。給水所で買った水を木船に乗せ売る商売をしている人もいるという。 給水所の水は井戸水 水上都市の生活に必

          いのちの水 in ベナン