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尾行されたシュレーディンガー・ハチ
私は今,滋賀県甲賀市土山町山女原の古民家に暮らしています。
「古民家あるある」なんですが,いまネコ対応に追われています。「出入りできるようなところは塞いだのになあ」と思っていたのですが,床下から保護中のネコほか2名(サバハチとウズ,いずれも仮名)が出入りしていることがトレイルカメラを設置してわかりました。保護中のネコも神出鬼没で「シュレーディンガー・ハチ」と名付けたほど笑。
昨日,そのシュレー
「かしこまりました」
「かしこまりました」って表現,学生のみなさんは教員に対してよく使うけど,バイトで使うよう言われているのかな。少なくとも大学では,「かしこまりました」を使う場面はありません(「わかりました」「了解しました」で十分でしょう)。
教員と学生の関係は,上司と部下の関係ではありません。かえって学生が「かしこまる」ことで自由な議論がやりにくくなります。
ビジネスマナー屋(マナーがああだこうだと細かいこと
どこかに正答があると思って,その正答を言い当てることばかりを気にしている
学生が「どこかに正答があると思って,その正答を言い当てることばかりを気にしているので,知識への接し方がどうしても受身になってしまう」と,里見先生が2001年に書いたことは,今でも残念ながら同じだ。むしろ強まっている気さえする。学生の生徒化,大学の学校化がより一層進んでしまった。
「学生たちは,教科書に書かれていることが知識だ,と思い込んでいます。自分の知識があるとすれば,それは教科書に書かれた
「大学に行けば,友達ができる」
「大学に行けば,友達ができる」と思っている学生が多いようだけれど,それは違うのではないか。たくさんの学生がいる大学に来て,かえって孤独を感じることも多いはず。
以前に,トイレで一人お昼ご飯を食べる学生のことが話題になったように,同じ大学・学部での友達ができない(いない)学生は目につかない(大学としては目を背けたい)が,かなりの数にのぼるはず。
多くの学生は,誰かから声をかけられることを期
「何のために学ぶのか」症候群
この社会は,学んでいる者に対して「何のために学ぶのか」「それを学んでどうするの」と熱心に問いかける。そういう私も,かつては学生たちにしきりに「何のために学ぶのか」と問いかけ,学ぶ目的を意識するように働きかけていた。
今の私にとっては,この教育に携わる者たちを中心とした「何のために学ぶのか」問いかける習性に対して,猛烈な違和感がある。学ぶことに目的など必要ない。目的があったとしても「楽しいから」「
ガニマタ君さようなら。
寒くなると,ふくらはぎが冷えて重だるくなる。この「重だるふくらはぎ」は私のやる気を確実に失わせる。だから,ふくらはぎを冷やさないように,分厚い靴下を履き,サポータし,毛糸で編んだレッグウォーマーをはめる。そうやって対策しても重だるくなってしまう。しかも,いったんそうなると,ストレッチをしても,長湯をしても,温泉に行っても,マッサージに行っても治らない。原因不明で治療法不明のフジノヤマイに長年に悩ま
もっとみる2018年度秋学期「国際投資論」採点終了
2018年度秋学期「国際投資論」採点終了。筆記試験の結果も,学生ごと,設問ごとの適度のばらつきがあり,まずまず。
今年度は授業方法・成績評価方法を大転換した。テキストを定め,出席を自由にして,成績は100%学期末筆記試験で評価。授業ではテキストの内容をKP法で説明した。もちろん,この方法では学びにくい場合には,授業に出ずにテキストを読み理解するのもOKとした。
ちなみに,2018年度秋学期「国