Mac2台とPS5とetc.をデスク裏に収納するための自作カスタムの記録
はじめに
デスクをスッキリさせるマガジンで見る光景に憧れて,約1年ほどかけて「ぼくのかんがえたさいきょうのですく」を構築してきました.
仕事とプライベートの作業,そして遊びの場を一体化させ,かつスッキリとまとめるために試行錯誤の末に辿り着いたカスタムの内容をご紹介します.
デスク本体
山善の昇降デスクを使用しています.価格が手頃であることや2モーター式であることなどに加え,2,000円程度追加するだけで設置も行なってもらえるので,簡単に導入できることが購入の決め手でした.
昇降デスクとしては必要十分な品質なのですが,拡張などは想定されていないため,適宜部品を見繕って取り付けていく必要があります.
また,圧迫感を出したくなかったのでデスク脚を白色にしています.(後述しますが,このことが材料選びを難しくする要因になっていたりします)
デスク裏にアレコレつけていく
MacBook Pro収納スペースの追加
MacBook Proはこちらの記事を参考に,アイアンバーで収納できるようにしました.私は16インチ端末を使用しており,記事中で言及されているセリアのアイアンバーでは収まらなかったので,以下のものを使用しました.
デスクの脚と揃えるために白色のアイアンバーを探しました.黒色に比べると品数が少なく,ちょうどいいものを見つけるのに時間がかかりました.
自分で部品を調達してアレコレしたい場合,デスクの脚を黒にしておくと探す際の選択肢が増えていいかもしれません.
Mac miniの固定
上記のMacBook Proは業務用なので,私物のMac miniは別途設置する必要がありました.
Mac miniもアイアンバーを使用して固定しています.Mac miniは(相対的に)高さがあるので,それを収められるサイズの品を見つけるのにこちらも難儀しました.幅・高さ共にシンデレラフィットといえる形状のアイアンバーを掘り出せたのは幸いでした.
2台のMacとディスプレイの接続
MacBook ProとMac miniは,USB-C端子が向き合うような形で横に並べて設置しています.ディスプレイと接続するUSB-Cケーブルを付け替えることで,2台のMacを共存させています.
PS5の設置
Mac類を天板裏に設置したことでデスクのスペースにはゆとりができたのですが,PS5の筐体はそのゆとりを独占するくらいには巨大です.
Monzlteckのホルダーを用い,同じく天板裏に設置することで,デスク上のスペースを取り戻しました.
私の持っているPS5はデジタルエディションであり,本体を操作することはほとんど無いため,デスクの奥側に設置しています.
(この配置はPS5購入後に試行錯誤の末たどり着いたので,デジタルエディションを買っていなかったら全く違う配置に…もしくはデスク裏への配置を諦めていたかもしれません)
コントローラー,ヘッドフォンの設置
PS5を設置したならコントローラーも設置したいところです.
さすがに天板裏はスペースが無くなっていたので,コントローラースタンドをデスクの脚に設置することとしました.
脚とスタンドを直接接着して調整しづらくなるのが嫌だったので,スタンドにネオジウム磁石を取り付け,自由な位置に固定できるようにしています.
ここに関しては反省点があります.磁石はスタンドの角に計4つ取りつける想定で購入したのですが,磁石が小さくコントローラーの重量を支えるには不足していました(結果,磁石は計8個になりました).ネオジウム磁石は強力ですが,それに油断せずやや過剰気味にしておくほうが,デスク周りの安定には望ましいでしょう.
同様に,ヘッドフォンもスタンドx磁石により固定しています.
収納ラック
ケーブル等の小物や,紙のノートを収納する場所が欲しかったので,ラックを取り付けています.デスク自体をかなり整理したつもりではありますが,仕事や作業をしている際に「とりあえずここにしまっておけばいい」場所がある安心感は大きいです.
※ というのは結果論で,デスクいじりの最初期に「これ1つでMacBookが収納できるやん!」と思って導入したがしっくり来ず,現在の役割にスライドしたというものだったりします.
完成!
といった感じでデスク裏の面積をほぼ使い切りながらもMacBook Pro, Mac mini, PS5…などの設置ができました.個人的に,秘密基地感のある仕上がりで気に入っています.
おわりに
約1年かけてたどり着いたてんこ盛り状態の天板裏をご紹介しました.
それなりにスッキリ仕上げられたかなと思っています.ですが,ここに至るまでの道中は,モノの収まりが悪かったりケーブルが宙ぶらりんだったりと少しずつ進化させてきました.
もし,デスク周りをスッキリさせたいとお考えの方は,焦らず少しずつ作り込んでいくのが吉かなと思います(今度はこうしてみようかな…と考えたり品定めする期間も楽しかったので,それを楽しむという意味でも).
デスクのカスタマイズといえばPREDUCTSやBauhutteといったブランドが有名だったり,また改造記のブログ等ではよく登場するのはFlexispotだったりします.
私はそのいずれでもなく,材料や情報のほとんどを自分で探すところ始まり,かつそれが実際に使えるかを確かめながら…という道のりでした.この記事が,デスク改造が気になっているけど何を使えばいいか/どう始めればいいか分からない…という方の一助になれば幸いです.
それでは,素敵なデスク改造の日々を!
(そういえば,天板表面やらケーブル周りやらもアレコレしたんですが,その辺りはまた別の記事で書こうかなと思っています)