スラムダンク名場面から学ぶ:「オレは今なんだよ!」
第13回目は、引き続き「スラムダンク名場面から学ぶ」について書いていきます!
5つ目に選んだシーンは、再び山王工業戦からですが、桜木が安西先生に言ったセリフ「オレは今なんだよ!」です
この辺りは涙なしには見れない名シーンですが、解説をすると、山王工業との終盤戦、ラインから出そうなルーズボールを取りに行き、椅子に突っ込んで背中に違和感を覚える桜木に対し、今後の選手生命や人生のために大事を取ってベンチに下げようとする安西先生に対し、桜木は「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか?オレは……オレは今なんだよ!!」と言い、試合出場を続行します
その結果、あの「左手は添えるだけ…」に繋がるわけです!!
思い出すだけでジーンときます涙涙
バスケを始めて数ヶ月、伸び盛りで今後どこまで成長するかわからない、また、高校1年生で、これからの人生でどんな楽しいことが待っているかわからないからこそ、マネージャーの綾子さんや安西先生は止めようとします
とても正しい判断だと思います
しかし、おバカキャラのように見えますが、実は真面目で責任感の強い桜木からすると、自分が抜けてしまったら山王工業には負けてしまい、赤木や三井等とバスケすることはもうない…
何より、優勝候補と言われる山王工業に自分がどこまで通用するのかを試したかったのではないでしょうか?
今回を逃すと、次はいつそのチャンスがやってくるかわからない…故に「今」なんですね!
う〜ん、青春ですね!
生きている中で、将来のことを考えることは確かに大切です
ですが、それが全力を出さない言い訳になっていることも、自分の過去を振り返ってみるとあったりするなと思います
将来につながるからこそ、今を全力でガムシャラにやることが大事なんではと思いました
スラムダンク名場面を続けて書いていたら、無性にスラムダンクを再読したくなったので、年末年始で時間を取って読みます笑