直感を信じることの大切さ
「好きなことで、生きていく。」
約8年前、アルファベット社(YouTube)が出した広告のフレーズだ。
「そんなの才能のある人だけじゃん。」
「人生そんな甘くない。」
「そんな好きに生きるなんて、
できるわけない。」
賛否両論様々な意見があると思うが、
今回は俺自身がその意見に対して
どう思うかや好きに生きる方法!
みたいな話ではなく、好きに生きるという選択がいかに、そこの君自身にとって、
正しい選択なのかを論じよう。
「好きに生きる」これはつまり、
「自分のやりたいこと」
「自分のwant toに従って生きること」
もっと簡単に言うと
「直感に従って生きること。」
だと俺は解釈している。
話は大きく変わるが、
「人間の脳みそは普段、10%しか使われていない」
というのを聞いたことはないだろうか?
これは「火事場の馬鹿力」ということわざの由来にもなっている理論だ。
このことわざはつまり、
切迫した状況に置かれると、普段は想像できないような力を無意識に出すことという意味を持った例えなのである。
これには諸説あるが
「100%は使われていない。」
というのは確かであろう。
もうひとつ、
人間の脳というのは、記憶を忘れているようで忘れていないのである。
というのは、人間の脳というのは、情報を綺麗に仕分けしていて、いくつかの記憶の引き出しにそれぞれ、入れてくれているのである。
端的に表すならば、大事な記憶(情報)、まぁまぁ大事な記憶、ほとんど使わない記憶、必要ない記憶、、、と分けているのだ。
大事か大事ではないかの判断を、脳はどのような判断軸で行っているのかというと「よく使うか、使わないか」が大きな判断軸だ。
なので、例えば英単語など何かを学習する場合、
「3時間まとめてやるよりも、1時間×3セットの方が記憶に残る」
というのはそういうことなのだ。
脳が「よく入ってくるから、この情報は必要なのだ」と認識して、大事な記憶として仕分けしているのだ。
よく使われていない情報、つまり必要ない情報は捨てる、忘れるだけなのだが、ほとんど使わない記憶というのがここでは大切なのである。
もう察しの良い方はわかる通り、
これが謂わゆる潜在意識というものなのだ。
「ほとんど使わないが、この人にとってもしかしたら大切かも?」
失恋や、過去のトラウマを忘れないと生きていけないように、
「普段からこれを考えていたら、この人にとって害かも?」(生物学的に、人類は子孫を残す為に、生きるようプログラムされている。精神作用が肉体に及ぼす効果は大きいので、病気になったりするので害)
といった記憶、情報を脳はそこに入れているのだ。
「眠らせている」という表現が一番適切なのかもしれない。
ここの情報は、なにかふとしたきっかけや、心理カウンセラーに的確な質問をされて、など外部からのアクセスがないと言語化や、映像化ができないのである。しかし、俺たちが気付けないだけで、確実に俺たち各々の中に常に存在し、俺たちの人生、選択を左右しているのだ。
まさに「走馬灯」がそれだ。
死にそうなくらい危機的状況に陥ったとき、自分の脳内から
「この状況を脱するには、どの選択が正しいのか?」と危機を脱するために最善の策を見つけようと、脳がフル稼働して、潜在意識下の記憶にも手を差し出し、情報を得ようとし、今まで思い出したこともなかったような記憶までもが、脳内を駆け巡るのである。
つまり、何が言いたいかと言うと、直感というものはこの人間の普段から使っていない部分を含めて、脳の100%、2つ目の理論から引っ張るのであれば、普段は使っていない、眠っていた記憶、経験などが、
「なんかいい!」と判断しているのだと考えている。
つまり論理的に考えているより明らかに、多くの情報からその判断を下しているのだ!
直感は非合理に見えて、実はとても合理的なのだ。
2つ有名なエピソードを紹介しよう。
1つはかの有名な天才将棋棋士、羽生善治名人はこんな名言を残している。
「直感の7割は正しい。」と。
論理的思考力のゲームだと思っていた将棋の天才が「直感」を
重視しているから驚きだ。
もう1つ有名なエピソードを紹介しよう。
最近Twitterで見つけた、ある精神科の看護師さんのツイートだ。
「色々な患者さんを見て思ったことは、人間の直感って、結構正しい。ということ。入社してすぐ「なんか違う...?」と思った企業に勤め続けて鬱になったという人は多い。直感は結構正しいので、「いやもう少しだけ続けてれば」と思ってドツボにハマらないようにしましょう」
という内容だ。いかに直感が、正しい選択、その人にとって幸せな道を導いているかが分かってもらえただろう。
確かに直感に理屈はないし、なぜこの選択をしたのか説明しろと言われても言語化できないことが多い。(それが直感だからね。)
だけどそこで本当に大切なのは、
自分を信じることなのだ。
人生は選択の連続である。
選んだ道を後悔しない方法は常に、魂を燃やして全力でやり切ることが、何よりも大切である。
そのために自分を、直感を、
信じ続けなければならないのだ。
直感だとしても、説明できないとしても
「これだ!」と思ったものにオールインするべきなのだ。
自分の直感、己を信じて、チャンスを掴み取るしかないのだ・・・・・。
今日の俺の気分で考えてみた仮説が、君が君自身を信じ続ける、微力ながら力になれることを、
心から祈っております。
直感で生きてきた俺が俺自身で
証明してやるよ。
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