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【365日の魚介レシピ】 〜お刺身のアカモク和え〜かつての邪魔者はスーパー海藻でした
ネバトロシャキシャキの不思議食感が美味しいアカモク、最近はスーパーでも見かけるようになりました。
お刺身を醤油にくぐらせ、だし醤油で味付けしたアカモクをかけるだけ。秒でできる絶品おつまみです。
日本海側では貴重な栄養源になる海藻として昔からギバサなどと呼ばれて食べられていました。
一方、太平洋側では船のスクリューや養殖網などに絡まったり、枯れてゴミのように大量に浮かんだりするので、かつてのアカモクは、ジャマモクなどと呼ばれていました。漢字で書くと『赤藻屑』赤いモ"クズ"です。
そんな邪魔にされるような存在でしたが、よくよく調べてみると、健康効果がすごい、スーパー海藻だとわかったのです。ワカメや昆布などの海藻よりもその効果が高いのだとか。
例えば、アカモクに含まれる食物繊維の一種であるフコイダンは花粉症対策に、フコキサンチンは、脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞の働きを高め、代謝をアップさせてくれるそう。
食感が美味しくて食べやすく、健康にも良いなんて、素晴らしい食材ですよね!!
東北食べる通信でも特集された宮城県塩竈市松島湾の赤間さんのアカモク、食べやすい小分けパックなどあっておすすめです!!赤間さん家では三陸の中でもいち早くアカモクに注目し、目利き力を磨き、こだわって最旬のアカモクを取り、販売している漁師さんです。その他、三重県や熊本県などでもアカモクを扱う漁師さんが増えてきました。
お刺身にかけるだけでなく、お味噌汁に、納豆に、麺類にかけてと、さまざまな食べ方でネバトロシャキ食感を楽しめますよ。
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