ご飯と野菜で部分やせダイエット　〜体操してもとれない贅肉は、食べ方に原因があった！〜

だれでもある程度の年齢になると、いやでもあちこちが緩んできます。
おなかの贅肉、二の腕のタプタプ、やけに太くなってしまったモモやスネ......。

暖かくなってきて半袖やノースリーブになって電車の吊革をつかむと、電車の揺れと一緒に二の腕も揺れる。首にも脂がのって、二の腕と協力してゆらゆらと揺れる。

頬は垂れ、口角も下がってへの字になり、乳房も垂れ、尻も垂れ、場合によっては皺まで寄ってくる。慎一郎も風呂上がりに尻にシワがよっているのに気がついて、それはそれは大ショックでした。「爺じい」じゃん!

下腹も地球の重力に負けて、内臓が緩んで下腹がぷっくりと出てきて、補整下着が必須アイテムになってません?　ガス漏れ尿漏れは当たり前。時には便漏れも...。ああヤダヤダ。

これまでどれほど大勢の女性が部分痩せする為のエクササイズをしてきたことでしょう。そういう体操やトレーニングが部分やせに効果があるのですが、続かないのが玉に傷。ほとんどの人が、成果が出るまで続けられないんですよね。これが現実だ。

大股で早歩きは効果がありますが、始めて三日目あたりに雨が降る。「やめとこ」。次の日は風が強くてウイッグが飛ばされそうなので「やめとこ」。3日目雪が降るから、4日目は暑すぎるから「やめとこ」。こうして諦めの境地といいますか、悟りの境地に行き着くわけです。「年をとればみんなこんなもんよ」と。

これが年を重ねた妙齢のご婦人だけでなく、なんと若い女性にも似たような現象が起きています。30才そこそこなのに、尿漏れが多いのに驚いてしまいます。

そして骨密度がなんと80才、胃の年齢も80才、ガンも若年齢化。
まさに羊の皮を被ったオオカミです。まだ実年齢が30才40才なのに、ベリッと一枚皮を剥がすと80才のおばあちゃん!ワオ!

若さを取り戻すにはやっぱり辛い運動しなきゃだめかな?
そう聞くと、毎日効いているか効いていないかわからない体操に精を出すより、ずっと現実的だと思えてきます。

運動はもちろんするに越したことがないですが、原因を見定めれば食べ物でかなり改善できます。じゃどうすればいいのか?

ある部分が太る、あるいは脂がつくのは何かの食べ過ぎによる内蔵の弱りが原因になっているケースが多いのです。

◆下腹がポッコリ
下腹がポッコリ出るのは、糖分多すぎて腎が弱り体に水分が溜まっている証拠。糖分過剰は水分が溜まりやすくなりますからね。若い女性もこのポッコリおなかに悩んでいる方が意外に多いです。水分が溜まると手足が冷えるし、おなかも緩んで下垂します。

糖分といっても甘いものだけではないですね。果物やジュース、お酒もポッコリおなかの原因になります。だから若くても内臓が下垂してポッコリ膨らみます。どうしましょ?