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草木スチームという名のハーブテント蒸気浴


2024.11月の薬草

温浴施設で施術仕事を10年しました。
それでよく分かったことは、温まった身体は柔らかいということ。
お客様は完全にリラックスモードになっているし、大体は良い時間になります。自宅サロンでは無理だなと思っていたけれど、何十年かぶりにハーブテントの良さに目覚め(歳をとったということ)、テントで同じような状況がつくれることにようやく気がつきました。で、メニューに取り入れることに。
サウナブームがあってか、ハーブテントやよもぎ蒸し業界はちょっとしたブームになっていることにもようやく気がつき、私がやりたいのはどういうのかなー?と悩んで辿り着いたのが、季節のハーブテント浴。
その季節、その土地に育ったものを体に取り入れると体に良いのは食物も植物も同じじゃない?と思うと畑仕事では邪魔な草どもが、急に愛おしい。薬効を調べてさらに可愛くなる。不思議なものです。
テント浴のベースにするのは、奈良の宇陀市で栽培されている大和当帰。当帰は日本古来よりご婦人たちの病気予防や子宝などに使われてたセリ科の薬草で、根っこは今も漢方薬。漢方薬は我々は使用できないけれど、地上部は少し前に使用していいよということになって、お茶や入浴剤で生活に取り入れやすくなりました。当帰の中でも大和当帰は貴重な種類で、丁寧に育てられ出荷されたものを使う良縁に恵まれました。
蒸気浴ではなく入浴剤として浴槽に入れてみても、いつもよりも保温効果が高く、香りでリラックスできます(私の感想)
蒸気浴をご利用の際は、体外から蒸気、体内へは当帰茶で温まっていただきます

11月の薬草は、よもぎ、ホーリーバジル、ホップ、セイタカアワダチソウ。
どれもうちの庭や畑で採取し、乾燥したものです
今ヨメナとイヌタデが咲いているので、そちらも追加します
それぞれのハーブの持ち味はまた今度


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