【本日のオススメ】メトロポリタン歌劇場のピーター・ゲルブ総裁
こんな記事を発見。
「プーチン大統領が“殺人者”となった時点でもう無理だと判断」 メトロポリタン歌劇場ゲルブ総裁が引く一線
メトロポリタン歌劇場のピーター・ゲルブ総裁は、「侵攻や殺人が終わり秩序が回復され返還が行われない限り、プーチン大統領を支援または大統領からの支援を受ける芸術家や組織とは関係を絶つ」と表明している。
いや、これねぇ、冷静に考えてみると、ものすごくまっとうなことを言ってるんですよ。当たり前のことを言ってるんです。
ただ、逆に言うと、この、「当たり前」のことをできない、為政者、大金持ち、富豪、大統領、総理大臣、その他もろもろの偉い人、権力を握っている者、そういう人間が多すぎるってことなんですよね。
非常に頭が痛い。
芸術は、苦しい時に慰めてくれる。でも、強力な「武器」にもなる。
プーチン大統領は文明を破壊する違法な暴力をやめるべきだ。世界がそう思っている。彼の行為は「自由で民主的」な国々に対する暴力だ。
そもそも。自分にとってなにか都合の悪い存在があった場合、暴力で排除していく(暗殺含む)というスタンス、思考で生きてる人を国のリーダーにしちゃいかんのよね、本来は。
当たり前ですけど。
そして、世の中の影響力を持っている人間、政治家や、社長や、芸能人や、有名人、大金持ち、そういう人たちは、メトロポリタン歌劇場のピーター・ゲルブ総裁を見習っていただきたい。
我々のような、社会の末端でこそこそと生きている人間、影響力がゼロの人間は、大きなことなど何もできないが、パワーを持っている人間は、世の中を少しでも動かせるわけだから、私利私欲のためではなく、当たり前のことを当たり前に実践していってほしい。
それが、パワーを手に入れた者たちの義務、宿命、なのであーる。