1歳の息子の "客を楽しませるプロ意識"
何でも真似するのが好きな息子(1歳4ヶ月)
お風呂から上がる際は必ずバスタオルで『いないいないばあ』をしてくれます。今日はそんなお話。
浴室の外にバスタオルを敷いたバウンサーを用意。
僕が息子とお風呂に入るときは、先に息子の入浴を済ませ、バウンサーに寝かせ妻にバトンタッチするのがルーティン。
風邪をひかないよう髪や身体の水滴を素早く拭き取らなければいけないのですが、ここで毎回少しだけ遊んでしまいます。
バスタオルに包まれる息子。
大きなタオルで身体も顔も隠れる息子。
『いないいなーい?』
……早く抱き上げ保湿し、オムツを履かせないと最悪のパターンここでお漏らしもあり得るシーンです。本当は緊張の一瞬。でもやっちゃう。
昔は全部親の自己満足でした。
息子の顔が隠れるたびに、楽しませるため、不安にさせないために親が「いないいなーい、ばあ!」と繰り返し息子をあやしていました。これが0歳の頃。
1歳を超えるあたりからは真似してくれるようになりました。
初めは「ばあ」が言えなくて「あー」
こちらがセルフで「ばあ」まで言おうとすると、タイミングよく「あー」と返ってくるのです。この可愛さの衝撃といったらもう。漫画で見かける『ズキュゥゥウウン!』ってやつです。初めは息子が飽きるまで親2人して何度も「あー」を求めてしまいました。ごめん息子。
そして時は流れ、
少し前まではいつでもどこでもいないいないばあの真似をしてくれました。
自分の両手を柔らかくグーにして、
その手を口元にあて目をきゅっと瞑り、
「んーーー、あーー」
ちゃんと「あー」で手をパーに開きます。
はい可愛い。
僕の文章力が足りないのが惜しい。
手首から下はあまり動かさないので開いた時には林修先生の『今でしょ』にそっくりなポーズなんだけど、1歳がその小さな身体で柔らかく「んーあー」するとめちゃめちゃ可愛い。
パパママ揃って「かわいー!」だの「もう1回!」だの騒いでリクエストするもんだから、コミュニケーションが嬉しいお年頃の息子は何度でもやってくれました。……スマホのカメラロールに似たような動画が何本も増えました。
最後に、時が戻ってきて今。
赤ちゃんの成長は凄まじいです。
最近はさらに成長しました。
いないいなーい?
この声を聞くと同時に息子はバスタオルを掴み自分の顔に被せます。
3秒くらいの沈黙。
そして、、、
「んばぁ!」
満面の笑顔。
こちらが求めているものを自分なりに理解し、とことん焦らし、ちゃんとまだ自分に注目しているであろうことを信じながら満を辞しての「ばぁ」
なんてエンターテイナーなのでしょう。
親のいないいないばあを見て楽しむだけでなく、真似して楽しみ、ついには自分が楽しませる側にまわりました。天才か?
これからどんどん成長し続け、親がリクエストしても拒否するときだってくるでしょう。それもまた成長。そんな先のことを思いながら、日々の些細なイベントを楽しむのでした。
<追記>
過去記事を紹介してもらいました!
イラストをお借りした関係で気づき足を運んでくれたみたいで、ありがとうございます! 心理カウンセラーの方にほっこりしてもらえると言っていただけて励みになりました。というか、こんな雑記じゃなくてめちゃめちゃためになることをずっと更新していらっしゃる。。。すごい。
これからもマイペースに更新していきます。よろしくお願いします!