「面接官は普通のおじさん」

「面接になると急に緊張してしまって、思うように話せないんです。」

こう思う学生は少なくないだろう。

就活で必ず経験する、面接。

それだけにみんなしっかり対策しようとする。ただ、どれだけ準備しても本番のあのなんとも言えない空気感だけはなかなか慣れない。

少しだけ考え方を変えてみる。

目の前に座ってる自分の20、30以上も年が離れたおじさん。
(もちろんおじさんだけではない)

会社でいろんな肩書きを持っていて、面接官という重要な役割を担って座っている。

ただ、よくよく考えると「面接官」もごくごく普通の「おじさん」なのだ。

家庭でのおじさんの姿を想像してほしい。

ひょっとすると、奥さんに尻に敷かれ、思春期の娘に臭いと言われ、少ないお小遣いで頑張ってやりくりしているかもしれない。

ひょっとすると、奥さんを溺愛するデレデレおじさんかもしれない。

ひょっとすると、子煩悩で、積極的に子育てを楽しむ、イクメン、かもしれない。

100人の面接官がいれば、100通りの家庭でのおじさんとしての姿がある。

それは決して特別ではなく、ごくごくありふれた光景であることに気づく。

おじさんはおじさんなのだ。

この人はどんな人なのだろうか。
少し見方を変えると、もう面接での緊張がほぐれるかも、しれない。

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