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理解されにくい痩せ体質の悩み
先日、とあるチャンネルで人生初のYouTubeの撮影がありました。(公開はまだ先)
で、撮っていただいた後に映像を見てビックリしたのが自分の姿。
自分でも気持ち悪いくらい不健康に痩せて見えたのです。
普段ほとんど自分が入った写真や動画を撮ることがないので、客観的に見るとこんな姿形なのかとちょっとショックでした。
ちなみに私は身長171cmに対して体重が49kg。
昔からいくら食べても太りにくい、というか痩せやすい体質で、24歳の引きこもり時に増量に専念した頃でも55kgが最高記録でした。
食べる量は人並みかむしろそれ以上で、20歳の頃にはお店の時間制限大食いチャレンジに成功したこともあるくらいでしたが、歳とともにだんだん食が細くなり、油っこいものも苦手になり、加えて糖質制限もあって今はヘルシー食中心なので、もう50kgを超えることもないでしょう。
痩せやすい体質というと、たいていの人にはうらやましがられるのですが、これはこれで先ほど書いたように、不健康そうとか弱々しく見えるといった悩みはあるのです。
子どものころから自分の細い体がイヤだったので、体育の授業で半袖の体操服を着たり水泳で水着になる時なんか恥ずかしくて辛かったですね。
もちろん体重を増やしたいという願望はあるのですが、体感でいうと太りやすい人が体重を減らすより、痩せやすい人が体重を増やす方が難しいと思います。
増やすのもそうですがキープするのも大変で、ちょっと油断するとすぐに1~2kgは減るので、体重を増やそうとすると毎日超満腹になるまでガンガン食べなければならず、食事が楽しめなくなります。
さらに痩せ体質あるあるとしては、「ちゃんとご飯食べてんの?」とか「私のぜい肉分けてあげたいわ~」と言われるのが日常茶飯事。
100万回聞いてきたので、「やかましわ」と心の中でつっこむ気力もとっくに失せました。
20代のころは、そう言ってくる人にイヤミ抜きで「体重をコントロールしにくい悩みという意味では、太りやすいのも痩せやすいのも同じじゃないですか。減らすか増やすかのベクトルが違うだけで。」なんて話をしたこともあったのですが、あんまり共感されなかったり反感を買うこともあったので、自分からはもう体重の話をすることもなくなりました。
唯一そういう話ができるのは、同じ瘦せ体質の人ですね。
見た目の話ってやっぱりデリケートな部分なので普段なかなか喋れない分、同じ痩せ型の人がいたら、性別問わず体質の悩みやあるある話で盛り上がります。
あと、プロレスラーやボディビルダーのようなムキムキの体にすごく憧れがあって、テレビや雑誌などで見ると「自分には一生無理だなあ」と思いながら、ついついジーッと見入ってしまいます。
そうなれる可能性があるにしても、付随する犠牲が大きすぎるのでやりませんが。
とまあ、こんな風に痩せてる人にもそれなりの悩みはあるので、ご理解いただければ幸いです。
では、今回はこの辺で。
お付き合いいただき、ありがとうございました。