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【ライブ動画】2024/11 秋葉原重工大阪神戸ツアーのリプレイと解説

イベントのフライヤー

ライブ出演で関西遠征してきました!当日お越しいただいた方、ありがとうございました!(特に天候が大荒れでタイムシフトした大阪)

2日プレイするので多めにコードを用意してて使い分ける予定だったけど、初日の大阪でうっかり全部突っ込んでしまい。翌日の神戸も全部使ったんですが、順序を変えたりして深さ加減を変えました。両日とも非常に反応が良くて、はるばる機材担いで行った甲斐がありました。

当日に録画する余裕がなかったので、動画はライブと同じデータを使ったリプレイです。大阪と大体同じにしたけど、やっぱり家だと緊張感と集中力が出ないので、当日のプレイよりはヌルい感じです(^_^;)また運用方法の記録の意図もあり制限時間を設けなかったので、55分と尺が長めです。

とはいえコードと手元を両方見れるような構成にしたので、ライブコーディング、Tidalcyclesをクラブ向けに実践的に活用している動画資料としては、共有する価値は高いと思ってます…!

今回のシステム構成

前回までのシステムはCPU負荷とレイテンシーが大きくて、MIDIコンの反応が遅いのが地味にストレスでした。音切れとかはなかったんですけどね。なので今回は、

  1. センドエフェクトは主にハードウェア(ペダルエフェクター×2)を使う

  2. シンセはハードウェア(今回はAmbient Zero)、とSuperdirtのシンセを使う

  3. 上記に合わせてableton liveのレイテンシーは小さくする(512ms → 128ms)

この3点を軸にシステム構成を決めました。

箱に提出したテックライダー

まずTidalcyclesのオーディオとMIDIをableton liveに通して、ミックスとAUXセンドをMIDIコントローラーで制御してます。AUXセンドはオーディオインターフェースのパラアウトからペダルエフェクターへ送って、オーディオインターフェースに戻しています。MIDIはAmbient Zeroに渡して、Ambient Zeroの音をオーディオインターフェースに入れてます。

ableton live、Ambient Zero、エフェクトリターンをオーディオインターフェース内のデジタルミキサーで取りまとめて、内蔵のリミッターで叩いて最終出力にしてます。iPadはおまけで、グラニュラーサンプラーで効果音を出してます。

このシステムの嬉しいところは、TIdalcyclesがバグったりableton liveが落ちたりしても、デジタルミキサーが独立してるのでAmbient ZeroとiPadの音は出せるところです。ライブシステムにはフェールセーフ機能があるに越したことはない!あと結果的に負荷に余裕があったので、直前でableton live内でもエフェクトを追加しました。

サウンド面は結構独自性を評価されていてうれしい限りですが、割と臆面もなくMonolakeとか映画のサントラとかをパクってますwあとBPM168に設定して3拍子と4拍子を混在させることで、ポリリズムやスピード感を制御するシーケンスを組んでます。Grey Areaスタイルといえばわかる人はわかる手法で、これをDAWでやるのはかなりの技術か根気のどちらかがいる手法ですが、TIdalcyclesでやると非常にラク!これに関してはもう少しスキルが上げて解説記事にできたらいいな。

実は初めての大阪神戸だった

秋葉原重工の関西ツアーの企画立ち上がって、結構無理をして遠征したんですが、太陽の塔にどうしても行きたかったのでしたw

岡本太郎、信奉に近いレベルで好きなんですよ。万博公園の近くに住んでる人がちょっとうらやましいくらい。

ちょうど塩田千春の企画展をやっていたので、中ノ島美術館も行った。

ライブと移動の合間を縫って行ったので大変だったけど、折角の機会なので無理して良かったです。土地の文化に触れられる遠征良きですね。

(神戸は食べ物しか体験できなかったので、また行きたい…)

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