テニスの大事な基礎の基礎【2】
①筋肉・骨
②リズム
③バランス
①筋肉・骨
あまり動きの無い状態できれいに打てるようになるフォームや型作りに必要な体の動き・使い方
肩甲骨周り
ショットの中で最も重要視されるインパクト。
体の前で、胸から腰あたりの高さで、ラケットをボールに当てましょう。
と、当たり前のことのように一言で言われますがここにラケットをセットすること自体なかなかのチカラが必要になります。
実はこれがなかなかできない!
腕を体の前に上手に出す。
この動作をするためには背中や脇の下あたりの筋肉を動かす必要があります。(厳密には肩甲骨を動かすためにこれらの筋肉を使います)
check!
鏡の前に立ち両肘を胸の高さまで挙げてみてください。
肩が上がらないように肘を持ち上げられたら肩甲骨を上手く動かせています。
ここで厄介なのがこの筋肉、日常生活でほとんど使う機会がないこと。
大人になってからテニス人生をスタートした方などはキャッチボール経験などがあまりない方も多いため背中や脇の下を動かす感覚というものがありません。
感覚がない状態で教わったインパクトの形を作ろうとすると似てるんだけど違う形になってしまいます。
人の身体の不思議なところが
違う部位を使って教わった形を真似しようとする!
腕を上手に前に出せなくても、
肘を曲げてラケットを前に出したり、
手首を曲げてラケットをボールに届かせたり、
自分が動かせる場所だけ使ってなんとかインパクトの形を作ろうとしてしまいます。
当人は一生懸命ラケットを体の前に出しているのですがこれでは最悪ケガをしてしまいます。
そこで、
肩甲骨周りを動かせるようになろう!
スクールのレッスンは週に一回ペースの方が多いと思います。
お家でできるお手軽トレーニングをご紹介します。
指先を肩に当てて肘を回す
これだけです。
意識するのは肘を動かすのではなく、
胸や背中を使って肘を回そうとすること。
特に肘が身体の前に出てくる時に背中をどう動かしているか気にしていると今までと違った腕を操作する感覚がうまれてきます。
できるようになったら肩甲骨だけを動かしてみてください。
いきなりできるようになることではありませんが、
1日2.3分くるくるを続けることで必ず効果がでてきます。
首や肩の凝り解消にも役立ちます😊
肩甲骨周りの筋肉の柔軟性はレベルの高いプレーヤーのパフォーマンスアップにも重要な役割を担います。
テニスをする上で最も大切な筋肉かもしれませんのでぜひ自在に動かせるようになってください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました😊
次回も引き続き筋肉・骨
ひねりについて投稿したいと思います。