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テニスの大事な基礎の基礎【3】

①筋肉・骨

体のひねり

前回はインパクトの形をしっかり作る体の動かし方に触れました。
今回はスイングを大きくするために行う身体のターンで使いたいひねりについて書きたいと思います。

体のどこをひねるのか?

ひねりを生むことができる場所は2つあります。
胸(みぞおちより上)と股関節です。

お腹は常に真っ直ぐです。ひねっちゃいけません。私自身も昔体のひねりにハマり知識もないままお腹を一生懸命ひねっちゃ戻しパワフルなスイングを実現しようとしていました。ひと月程がんばっていると腰が痛くなるんですよね。整体の先生曰く片方の筋肉に引っ張られて背骨がズレてしまって痛みがでているということでした。間違えた動きを続けるとケガの元になってしまうため注意が必要ですね。

ここからひねりのポイントを。

・腰とおへそはいつも同じ向きをキープです。
・胸のひねりは背骨(胸椎)を回すことでうまれます。この時向きが違っているのはみぞおちの上と下、胸とお腹です。
・股関節をひねると腰から上と脚の向きが違ってきます。

check!
鏡の前でいろいろ体をひねってみてください。

胸だけを左右にひねってみましょう。
股関節を左右順番に入れ込み上半身(腰から上首より下)の向きを変えてみましょう。

顔は常に前向きにキープした状態で行えると上手なひねりの完成です。

お気づきでしょうか?
ひねる場所によって体の向きを変えられる大きさが違うんです。
胸のほうが小さいひねり、股関節のほうが大きなひねりを生むんですね。

ひねりを上手に使うことで腕力に頼ることなく一回り大きなスイングを行えるようになります。
これが身体のターンを使ったスイングってやつですね。
体をひねる以外にも脚から全身の向きを変えて大きくスイングすることももちろんあります。

手先で一生懸命ラケットを動かすのではなく身体を使って楽チンにラケットが振れるようになるとテニスが少し簡単になります。

今回はこのあたりで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました😊

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