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1年前(2020年2月)コロナの症状で、どの病院にも信じてもらえなかった体験談!症状的には確実にコロナウイルス感染症なのに... 前編


約1年前、昨年2月(2020年)の12日に神経を尖らせながら仕事をしていて、ようやく終わりそうになった時、突如体調を襲った倦怠感や疲れ!
急にダルくなってフラフラし始めたため、仕事で気を使い過ぎたな。風邪かもな!と思っていた!
なんとか仕事も終わり、帰ろうと車を走らせていた。

ぼーっとしていたのか、家に着くまでの記憶があまりない!これはマズイと思い、翌日は休んだほうが良いな!と会社に報告!
「倦怠感が酷いので明日は休ませて下さい。」と伝えた。

ちょうどその頃、中国では新型コロナウィルスが蔓延していて、武漢のニュースが連日続いていた。日本でもダイヤモンド・プリンセス号の乗客の方を船内で隔離するなど、日本の中にも新型コロナウィルス感染者はすでに存在していたが、消毒、マスクの着用は今ほど徹底されてはいない時だった。


帰ってきた時間が20時を超えていたため、病院に行くのは次の日にしようと思いその日はすぐに寝た。
次の日になり、目が覚めるとダルさやフラフラ感が前日の倍ぐらいに酷くなっていて、そのまま近所の新しく出来たばかりのクリニックに!
熱が37.5度辺りだったのですが、1年前の病院は軽く熱があっても、「外国の方との接触がある方は受診前に教えてください!」との張り紙程度!
自分の行動を遡ると、2月の頭にドームで行われたLIVEにノーマスクで参加していたし、ドームに来ていたお客さんにアジア系の方なども多くいた。職場でも、アジア系の方とも仕事をする機会も多かったと思う。事前に電話で確認していたが、クリニックでも「外国の方との接触ありです!」と伝えると、すぐさま使われていない診察室に案内され隔離された。
その頃、自分が住む地域では「マスクして病院に行きましょう。保健所に確認して指定された病院に行きましょう!」など、ある程度の周知はされていたが、実際にはマスクの着用やアルコールでの除菌などをしている人は1割から2割程!
自分も、花粉症でも花粉症を認めずに検査もしなければ、鼻がムズムズしてもマスクは嫌いだからしないタイプだった。
けれど、新型コロナウィルスのこともあるし、もし違ったとしてもマナーだからな!と自分に言い聞かせてマスクをしながら、診察室で小1時間程じっと待っていた。

ようやく先生が現れて、「インフルエンザの検査しましょうか」と言われ、PCRの検査ではなくインフルエンザの検査だけされた。
先生に、コロナの検査とかしなくて大丈夫ですか?と聞くと、「今は出来ないんですよ!レントゲンやCT撮って、肺炎の可能性があれば検査できるんですけどね!」と言われてビックリ!医者が検査してあげたくても、保健所からストップがかかっていることに驚く!先生が「どうしても心配で検査したいなら、大きい病院でCTやMRIを撮って、肺炎の可能性があるかチェックしてもらいますか?」と言われた。
自分もそこまで気にしていなかったので、大丈夫です!と断った。
その後に念のためにと、クリニックでレントゲンを撮っては見たものの、肺炎の影は一切なかった!
先生に、今の状況で大きな病院行って、CTなど撮っても意味ないですよね?と尋ねたら、先生も「そうですね!今見る限り肺炎じゃないので、PCR検査は出来ないかもしれないですね。とりあえず様子を見てみましょう!」と説明された。
インフルエンザの検査結果が出て、B型インフルエンザ陽性!熱はあんまり出ないタイプのインフルエンザですから、薬で様子見てください!と言われ診察が終わった。
その後、隣にある薬局に行き、その場でイナビルを吸引した。他にも解熱薬や抗生物質などの薬を貰って帰宅。

家に着いて、しばらく横になっているとみるみる熱が上がっていく!!医者の診察では、あまり熱の上がらないインフルエンザですと言われたのに、わずか1時間で38.7度まで熱が上がった!
当然のように、なんだこれってなり1人で焦っていた(翌日、14日は誕生日だというのに)

布団を追加して計3枚、インナーやスウェットなどを着込んでも、寒いと感じる状態にまでなってしまった。これまで感じた事のない悪寒のせいで全然寝れない、頭も徐々に痛くなるし呼吸も乱れてきて軽い過呼吸!こんなに、一人で過ごす夜が地獄だとは思わなかった!          

中編へ・・・




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