考えることで自由になる『哲学対話』をやってみた
答えの出ない問いについてみんなで話し合う。書いてみるとなんてないことないのですが、体験してみるととても楽しいんです。
以前、友人に誘われて参加した『哲学対話』というイベントでその体験をしたわたしは、「自分でもやってみたい!」と思い、先日友人を集めてやってみました。その様子と感想を実際に使ったスライドなど使いながらお伝えします。
哲学対話とはなにか
哲学対話について書かれた本でよくまとまっている東大の梶谷さんが書かれたものがあります。
『考えるとはどういうことか-0歳から100歳までの哲学入門』-幻冬舎新書-梶谷-真司
こちらにある哲学対話の説明がこちら。
ポイントは、学術的な哲学とは異なり、誰でも自由に参加できる敷居が低い取り組みであるということ。実際この本の中でも「赤ちゃんでも参加していい」ということが書かれていて、わたしが以前参加した梶谷さん主催のイベントでも赤ちゃんがいてすばらしいなと思いました。
ルールがある
哲学対話を進める上で、参加者が頭に入れておくべきルールがあります。
このルールを頭に入れつつ、まずは問いを決めていきます。
こんな問いが出ました。
こうして出た問いから多数決で上位2つの問いを決めて、①やりたいことは見つかるのか?、②美しいとは何か?という2つの問いが選ばれました。
実際に話しながらどんなキーワードが出たのか、ホワイトボードのメモをお見せします。
「やりたいことは見つかるのか?」
「美しいとは?」
感想
最後に、参加してもらった友人に、感想を聞いてみました。
いくつか改善すべき点が見つかったものの、みなさん満足した体験をしてもらえたようです。
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