見出し画像

年賀状。出すか、出さんか。

勤務していた学校では、数年前まで自費で購入した年賀状で、クラス全員に出していた。

郵便局への注文用紙が回覧で回されて注文するときもあれば、学校でクラスの人数分のハガキを用意してくれる場合もあった。

ここ最近は、クラス全員には出さずに、年賀状を送ってくれた児童に対してだけ返信するようになっている。

差出住所も数年前までは堂々と自宅の住所を載せていたが、近年は学校の住所を載せている。

このように数年間でも年賀状への取り扱いが変わってきているが、この年賀状、いつまで続くのでしょうか。

私自身、昨年から年賀状を出すことはやめた。
二学期の終業式の日に、
「ねぇ、年賀状送るから住所教えて。」
と住所交換をしている子どもの様子も今年は見られなかった。

教育的意義はもちろん理解できる。
文化の継承という側面もある。ただ、年賀状を送る家庭も少なくなってきており、一企業である郵便局の年賀状について学校の教育活動として取り組んだり、啓発したりする必要はないと思う。

正月にこたつに入って、郵便屋さんのバイクの音を聞いて、その度にポストの中を確かめに行った思い出は今でもはっきり思い出せる。
平成の思い出として次世代に語ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?