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マイクロフォンの中から、頑張れって言っている。通勤中に号泣してしまった話。

僕は人生の起点になるときや
どうしてもしんどい時に

なぜかいつもTHE BLUE HEARTSを聴く癖があります。

中学生くらいの時から
親の影響で聞き始めて
ことあるごとに思いをはせるという
僕の人生に寄り添ってくれているアーティストでもあります。

親が基本的に礼儀などにも厳しめなのに
ブルーハーツの時だけはライブの時の話を楽しそうに語り
かなり気が狂ったライブとしても有名なのに

当時の僕に笑いながら甲本ヒロトが股間を出していたことなどを
話していました。

そして、雇用テストの最終日であった昨日
本当にふっと聞きたいなと思って
移動中のバスの中でYoutubeを開いて聞き始めて

リンダリンダや情熱の薔薇、TRAIN TRAINを聴いた時に
本当に自然と涙が流れてきました。

ブルーハーツを聴いたことがあり
好きな人ならなんとなくわかるかもしれないのですが

信じられないくらい言葉がスッと頭に入ってくる感覚があり
不思議と感情が表に晒される感覚があるんですよね。

ドイツに来て初めて、しかも通勤中に号泣してしまうという
なんとも恥ずかしい経験をしてしまいました。

聴くタイミングが悪かったかもしれません。笑

ただ、ブルーハーツは本当にしんどい時や
なんか大変な時感情に届く言葉が多いのです。

海外に来て、特に染み入ります。

日本語って綺麗だなと思ってしまう
そんな魅力が改めてあるなと思いました。

学生の頃に聞いていた時には
そのロックでシンプルだと思っていた曲に魅了され

社会人のしんどい時に聞いてた時には
踏ん張りどきに歌詞に勇気をもらい

そしていまは、
歌詞や曲の全てに、自分を肯定してもらっている気がしたのと
歩きながら聞いていれば
涙が漏れないように上を見上げさせてくれて
空が明るいことに気づかせてくれる。

きっと、僕にとってのブルーハーツは、
心に水を注ぐジョウロのような存在で
勇気をくれる存在なのだと思います。

だから、今はやらしさも汚らしさも、剥き出しにして走ってみます。

今はしんどいからこそ
小さな幸せや、小さな不幸せをなるべくいっぱい集めて
なるべくいっぱい思い出にして
前に進んでいこうと思います。

僕みたいなろくでなしでも、生きてるだけで素晴らしいのだから。

いつかまた辛くなったら、ブルーハーツを聴こうと、そう思いました。
涙は枯れるものじゃなくて、注ぐものだと、そう信じています。

また、花瓶に水が必要なら、ブルーハーツを聞こうと思いました。

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