私はここに居る
小学生~中学生いじめられ
高校時代もひとりぼっちだった私。
なのに、何を血迷ったか初めてのバイト先は飲食店。
キッチン志望だったのに何故かホールに。
オープニングスタッフで、皆同じスタートライン。
大学近くの繁華街なのに奇跡的に同じ大学の人がいない。
私のことを知っている人がいないせいか、
気楽に働けていたのが功を奏したのかもしれないが、
ここから少し人生が変わった。
人見知りだと思っていた私
私という「個」は必要なく、
ほとんどの人は2度と会わないと思い、
お店のスタッフとして、
機械的にお客様と接っしていた私。
どうやら、思い込みだったらしい。
初対面でも普通に会話してたらしい。
仲良くなって常連化に繋げられていたらしく
社員さんに褒められることもあった。
予約管理していたこともあって、
お客様の名前と顔も覚えてるし、
よく頼まれるお酒を覚えてると喜んでもらえた。
何の取り柄もないと思っていた私
いじめられている原因もわからず、
全てにおいて自信がなかった。
ひとりぼっちで、毎日楽しくもなく、
ただ毎日同じ日常を繰り返しているだけ。
将来どうしたいとか、
何かを変えたいとか
考えることすら放棄していたのかも。
生きていくために稼がなきゃいけない。
そう思って始めたバイト。
バイト仲間は過去を詮索もしない。
一人でいても苦じゃないのは、
勤務中に私語を話さないので褒められる。
周りをよく観察しているのは、
落ち着いていると言われる。
いざこざが面倒なので、
派閥に属さなかったら、
皆と分け隔てなく接することが出来るから
とバイトリーダーになることができた。
一人の寂しさを知ってるから、
新人にも積極的に声をかけてたら、
トレーナーになることができた。
バイト先が教えてくれた
こんな私でも必要とされることがある
こんな私でも貢献できることがある
と教えてくれ
今でも疎遠にならない仲間
同業界で切磋琢磨する仲間
に出会えた
最高のバイト先
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