NOプラのすすめ? その2
お弁当屋さんへ容器の持ち込み
ノープラ生活は基本、プラスチックを包材に使っていない商品を買わない、買えないのでお買い物をほとんどしない生活になりました。
ただ、それでは面白みがないので、色々と試してみようと思うこともあり、近所でのお買い物を試してみました。
まず、お弁当をノープラで買えるか?
ということで、自分の空の弁当箱を持参して、お弁当屋さんに詰めるのはお弁当箱に詰めてもらうように交渉してみました。
まず、チェーン店から(チェーン店は衛生管理や分量を風袋込みで測る為、容器の持ち込みは難しいだろうと思いました)、チェーン店がダメなら、地元のお弁当屋さん、それでだめなら、外食チェーン店のテイクアウト・・といった感じにハードルを下げていこうと考えました。
結果は、最初のチェーン店で、二つ返事で対応してくれました(;^_^A
ただ、ノープラ生活をしている・・とか説明もしなかったので、私のお弁当箱をナイロン袋に入れそうになったので、それはお断りしました。
言ってみるもんですね。
職場に戻ってお弁当箱を開けると・・・。
プラのバラン(味が混ざらないようにする為に仕切りとして入れる緑色のギザギザの草みたいなの)、フライ用の調味料の醤油さし、タルタルソース小袋が入っていました。 詰めが甘かった(笑)
このあたりは事前に伝えていれば入れずに済むと思います。
(箸はマイ箸を持参していたのでお断りしました)
小売店(自然食品の店)にマイ容器の持ち込み
次に、日頃飲んでいるコーヒー豆を買うために、自然食品の個人店に行きました。
普段はコーヒー豆(生豆)を100g、200g単位で購入しています。
今回はノープラということで、伺った際に説明をしてマイ容器に入れてほしいとお願いすると、こちらも二つ返事でOKでした。
そのお店は普段からたまごのばら売り(事前に容器を購入)もしているのでかなり理解のあるお店でした。
地元のラジオでノープラ生活宣言&途中経過報告
noteで綴っているような内容を私がパーソナリティをしている地元のコミュニティFM放送内でお話させていただきました。
生放送番組なので、メールテーマも「プラスチック」にして募集したところ放送内で読み切れない程のメール、ツイートが来て本当にありがたかったです。
続けるコツは人に宣言する事、話題にすることだと思いますので、ゆる~くといいながら、色々な方に知ってもらおうと思っています。
いただいたメールの中で、ノープラ生活は難しいが、分別を細かくしっかりする事でゴミをゴミにしないように心がけている・・だとか、過剰包装を断るようにしている・・だとか、意識の高い内容が多くて私自身も参考になるお便りが多かったです。
インスタライブ
2月1日に swich_ehime 代表の白石綾さんのインスタライブにゲスト出演させていただきました。
(アーカイブが残っているので@switch_ehime をフォローしていただければ確認できます)
白石さんはサステナブルファッションデザイナーで、私のお正月ラジオ番組にもご出演いただいた経緯があります。
ノープラ生活をして一番実感したのが「お買い物をしない、できない」でしたが、サステナブルファッションの基本も 「服を買わない」が最も大切なことでした。
なるほど、繋がってるな~と感じました。
インスタライブでは前回の記事と今回の前半記事の内容を中心にお話ししました。30分と限られた時間でしたが、濃い内容になったと思います。
プラスチックの可能性
ノープラ生活はプラスチック=悪 の考え方だなあ・・。と思いますが、プラスチック製品(ここでは特に使い捨ての)を作っているメーカーの方や問屋の方と話す機会があります。
十年前のプラスチックに比べると各包材、容器に使われるプラスチックの量は半分どころではないぐらい減って、強度が維持されています。
また、プラスチック原料も以前のように石油オンリーのプラスチックなどはほとんどなくなっています。
食物由来(トウモロコシや食物油)の原料で、生分解に優れ土に戻るプラスチックや燃やしても有害物質が発生しないプラスチックなど、進化が止まりません。
使い捨てのレジ袋(有料)は無料配布の時に比べて強度を増している為、何度も使わなければ使い捨てレジ袋より環境に優しくない使い方になるそうです。
無料配布の時のプラスチックの様にすぐ捨てたり、家庭用ごみ箱にセットして1回で捨ててしまったら元も子もない・・といったところです。
プラスチックが悪いから、紙や缶や瓶ならOK・・というのも必ずしも正解ではないでしょう。
ノープラ生活のまとめ
まだ、1週間チャレンジが終わったわけではないので、番外編で再度続きを綴ると思いますが、とりあえず現在の心境です。
ノープラ生活は世の中の使い捨てプラスチックがどれぐらい自分の身の回りにあるのか?ノープラ生活は可能なのか?といった冒険、遊び感覚でやると楽しいです。
お子さんと一緒や、やりたい仲間と一緒にチャレンジするのをお薦めします。
こうすれば、欲しいけど、使い捨てプラスチックが使われているから・・といった時に立ち止まって解決策、代替案を考える・・これも楽しい。
マイ容器を持ち込んで解決しても、世界のプラスチック問題が解決される訳ではありませんが、楽しんじゃえばいいんです。
プラスチックが悪であるとか、使い捨てをしている事は悪いこと・・と善悪論で考えるより、ノープラ生活にチャレンジしている自分を褒め、楽しむことが大切だなあ・・としみじみ感じました。
そして、ノープラってハードルが高すぎるので、エネルギーでもノーエネではなく、出来る範囲で節電して省エネ・・なんて言ったりしますから、ノープラではなく、省プラ生活ぐらいでこれからもぼちぼちやっていけたらいいかな~と考えています。