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ユニバーサルデザインイベント
先日、行政が何年かかってもやれていないイベントをやってしまう人について記事を投稿しました。
そのイベント「第二回よりみちフェス」が開催されました。
また他でも同様の動きが出ているのでそのことへの感想など、考察を綴ります。
よりみちフェス
第一回も同じ2024年にやったばかりでしたが、熱気冷めやらぬうちに10月27日に第二回が開催されました。
第一回の企画時に、出店依頼をいただき、実際は、自身の出店は叶いませんでしたがいくつかの福祉事業所の出店や、知人のキッチンカー等を出店させていただきました。
第一回は駐車場兼、キッズスペースや展示を公民館で行い、出店業者は隣の公園に集める形の大きなイベントになりました。市議やボランティアもたくさん入ってスタッフも多く参加されていました。
一回目は約半数が一般の出店、半数が福祉関連の出店で、どちらも大賑わいでした。福祉関連の出店が多いため、利用者を含めて障がいをもつ子どもさんや障がい者のお客さんも多く来られていて、居心地の良さを感じたイベントでした。
第二回のフェス
第二回よりみちフェスは、選挙と日程が重なる可能性が高いということで(実際に衆議院選挙と重なりました)、公民館が使えなくなりました。
その為、市内の第三セクター事業で現在イベント等の利用にとどまっている銅夢キッチン新居浜を使うことになりました。
前回の公園は舗装されていなかったため、雨天の場合はぬかるむことから、集客にも多大な影響が出ると思われました。
銅夢キッチンは屋外の出店スペースも舗装されており、一部がガレージで少しの雨をしのぐことが出来ます。また屋内にも出店スペースが広くある為、雨天の場合は屋外出店者を入れる事も可能だと思われます。
(関係者ではないのでそのあたりは定かではありません)
公民館に比べて市民の認知がされている点もプラス要因です。
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第二回で取り入れた点は 相談支援ブースを設けたことです。
各事業所(出店もするし、相談も受ける。出店場所と相談場所がちがう)が管理者や説明のできるスタッフが常駐してサービス提供を受けたい、事業所を利用したいといった相談を気軽に、マルシェでのお買い物ついでに(逆かも)受けられるのが魅力です。
不登校支援のフリースクールの相談もあり、幅広い相談が出来るようになっていました。
行政(市役所)に聞いて相談に行ったり、見学に行ったりといった事には最初は勇気がいりますが、このイベント内だと気軽に相談できる雰囲気があります。また出店者が背中を押してくれます。
良く設計されている・・と感心しました。
前回同様の心地よいコミュニティ形成の副産物
何より今回、私が最も「いいなー」と感じたのは
居心地の良さ、福祉特有の繋がり、一体感っです。
福祉の関係者は一般のお客さんにも精一杯接客しているイメージですが、福祉関連の知人が来た時には自然と話がはずみます。
もともとあまり繋がりのなかった事業所や人にも興味、関心を持って声をかけるのでお互いの状況がわかり合うのに時間を要しません。
そんな居心地のよさを体験していたので、今回のイベントに、次男の療育の先生に声をおかけして急でしたが、イベントにきていただきました(笑)
療育の先生ご自身も未就学から小学生中心の療育に関わっているので(ライフステージの前半だけに特化している)就労支援や生活介護といった事業所には精通していません。
それでもライフステージは順に上がっていくので、今後のライフステージに活かせる療育のことも考えていらっしゃいます。
始めましての方から、久しぶりに会った方まで、繋がりづくりにこのイベントが一躍買った事と思われます。
続々と続くユニバーサルデザインマルシェ
こちらのイベントは10月27日(日)のイベントでしたが、続いて他の放課後デイ事業所が11月4日(月祝)にユニバーサルデザインイベントを企画していました。
時間を午後からに設定し、縁日的な的屋や、キッチンカーはもちろん、イベントの主をステージイベントに置いて地元の小学校、中学校、高校の発表会(吹奏楽部や書道など)のようなステージを描いていました。
出店業者は就労支援事業所を中心に、縁日では事前に放課後デイ利用者などにチケットを配って、当日は福祉関連の利用者に楽しんでもらうためのコーナーを設計していました。
主催の方(放課後デイ)はEスポーツにも特化した療育プログラムを実施していてデジタルツールのも長けています。
その流れから、eスポーツやデジリハ(デジタルリハビリテーション)の体験コーナーなど、先進的で興味深い展示、体験コーナーもありました。
必要とされている方はもちろんですが、一般の方に周知、理解いただけることで補助金が取りやすくなったり、町で利用している方にたいしての理解も進むので推進しやすいメリットがあります。
まとめ
このようなイベントを主催してくれる皆さんにリスペクトと感謝を感じながら、今回のイベント主催者が掛け合わされば、もっと凄いことができるよな~などと妄想していました。
障がい者が楽しめて、一般の方の理解促進にもつながるユニバーサルデザインイベント、どちらもとても学びの多い時間でした。
(11月4日のイベントは招待されていましたが仕事で参加できず、口づてに聞いたり、SNSの投稿を見ての感想です)