「おいしいもの」 新春バトン企画!おいしいものを教えてください No.318
オイラの「おいしいもの」それは鍋。本論に入る前に、まずは、川ノ森さんから、バトンを頂いてから、この記事に至るまでの経緯について。
せっかちなオイラ、ルールも良く読まず、バトンをお断わりしちゃう愚行を。結果、川ノ森さんはすでに投稿している記事に手を加えるはめに。
恨んでいいはずのオイラに、その後も何事もなかったかのように優しいコメントを下さる川ノ森さん。紆余曲折があって、結局、この記事に至った訳なのですが、再度、川ノ森さんは、下の記事に手を入れなければならなかったわけで、本当に申し訳ありませんでした。
オイラみたいなクソ野郎の懺悔の記事も貼っておきますので、よろしければ覗いてやってください。
そして、この記事へのコメント欄での川ノ森さんの神対応。
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鍋が好きになったのは、40年ほど前。その頃、オイラ、別府に住んでいたんです。といっても、皆さんが思い浮かべる大分県の別府(べっぷ)ではなく、福岡市城南区にある別府(べふ)の方。それも、ルビコン川を渡って間もない奥さんと、エアコンもないボロボロの公団住宅に住んでおりました。
ある日、先輩が職場の近くにあった市場の中の、決してきれいとは言えない食堂に連れて行ってくれました。そこの昼食メニューは豚ばら肉の水炊きのみ。一人用の鍋に入った具材をポン酢で食べるのですが、その水炊きが絶品でした。数量限定でしたから、タイミングを逃すと店は閉まってしまいます。したがって、何度も、おいしい水炊きに遭遇できたわけではありませんが、その味が忘れられない。
ということで、オイラのおいしいものは、水炊き、それも豚水炊きとなるるのが自然の流れ。ところが、またしても川ノ森さんへの対応同様、禁を犯してしまうオイラ。おいしいものは、豚水炊きというよりは、それをおいしく食べさせてくれるポン酢という展開になるのでした。
なぜらなら、その後も、水炊きを食べるのですが、あの食堂のおいしさにはかなわない。それが、ある寒い冬の日、奥さんが取り寄せた鍋に付いていたポン酢が10数年前の記憶を呼び覚ますことに。大阪の八尾市で作られている旭ポンズが、福岡で食べた水炊きに添えられていたポン酢と同じ味だったんです。
以来、フグ、しゃぶしゃぶといった鍋に限らず、カツオのたたき、豚の冷しゃぶなどなど、旭ポンズなしにわが家の食卓は語れなくなりました。
若かりし頃、ひどい時には夜中の2時に帰宅して、朝の5時には家を出る生活でしたが、幸かふくおか(不幸)か、そこでおいしいポン酢を知ったことは人生最大の収穫。
冒頭で「おいしいものは鍋」と書いておきながら、結末で「おいしいものは旭ポンズ」に変わったこと、お許しください。それに、ポン酢はおいしいものというより調味料ですからね(笑)。
ちなみにポン酢に関しては、この記事を参考にしてください。
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最後に謝辞です。オイラの無礼にシャジ(匙)を投げずに向き合ってくださった川ノ森さんと、企画を立ち上げてくださったみおいち@さんに深謝します。
あと、おことわりですが「オイラをアンカーとさせてください」。