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大阪弁入門

今日は、船場言葉についてWikipediaから。

大阪弁といえば、オイラ真っ先にながた師範を思い浮かべるのですが、残念ながら、大阪弁での記事はみかけません。個人的には、この記事を大阪弁でリライトしてほしいと思っているのですが・・・。

そして、今日、記事を書くきっかけを与えてくれたのは、この記事でした。

オイラ、料理の話に関しては、骨の髄まで無知。

だから、困った時の奥さん頼み。

すると、知ってましたよ、料理評論家の土井善晴さんを。聞けば、家庭料理の第一人者であった料理研究家・土井勝のご子息と(って言われても、オイラ知りませんけどね)。

映像を観ると、丁寧で上品で優しげな関西弁。こりゃ、まごうことなき京言葉と思いきや、実は土井さん、大阪生まれの大阪育ち。

そりゃ 興味がわきますやろ。

奥さんが言うにはな 船場言葉っていうらしいんや。

ウィキペディアで調べるとな 江戸時代から 大阪は地区や階層によって いろーんな言葉が存在した いうやないか。
天満は役人の江戸訛り 天王寺は農民やさかい あと島之内には芸人がおらしますし 長町はスラム・ダンク 木津にはな 市場商人がおったんやて。
船場言葉はな 「天下の台所」大阪の船場の商家で使われはって 昭和中期まで 折り目正しい大阪弁の代表格とされていたまんねん。

そやさかい 年を考えるとな 土井さんがつこうとるのは 貴族的雰囲気が残っていた頃の船場言葉なんや。

太閤はんがな 船場を開発した当初は、堺から強制移住させられた商人が大半を占めておったんやけど だんだんとな 平野商人 伏見商人らが台頭してきてな 江戸の中期にはな 近江商人が船場へ進出してきたんやて。

ほな 船場言葉は各地商人の言葉が混ざり合った言葉 なんかい 電鉄(笑)。

そりゃ あきんどやさかい 丁寧で上品な言葉遣いが求められんたとちゃうか。京言葉 とりわけ御所言葉を取り入れて 独自のまろやかな語感・表現が発達したんと ちゃうの。そやから 貴族的雰囲気漂ってるんや。

でもな 明治になってな 教育が普及しはると 裕福で教育熱が高い船場言葉を使いはる人たちのな 標準語化が加速したんやて。ほいでな 帝塚山・阪神間の宅地開発が起こるとな 船場商人の職住分離化(阪神間モダニズム)が進みはってな 船場言葉はな よーけ変質したらしいでぇ~。

他にもな 空襲やら戦後の混乱やら 企業の東京移転もあってな 船場言葉は衰退したよってに。

今は 時代の遺物となった船場言葉やけどな 土井さんが つこうてはるってことはな 船場言葉を誇りに思ってはるのとちゃう。

いかがでしたでしょうか、オイラのインチキ船場言葉

料理に縁のないオイラの知識欲を刺激してくれはった note と のうえんちゃんに感謝ですわ。

「伏見のお酒・玉乃光、おいしおすえ」。

ながた師範、オイラの大阪弁、どないでっしゃろ? 教えてくらはらへん?

それと、つまらない大阪弁にお付き合い頂いたあなたへの謝罪の気持ちを込めて、ご紹介。

抱腹絶倒、病み付きになること請け合いです。このシリーズ19本、ぜひ、みなさんもご覧あれ。

残念ながら、ご紹介したみこちゃん、2021年1月15日にアカウント削除されたようで、記事が見られなくなりました。ファンとしては残念です。また、再登場して頂けますように。

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