
note の効用
私たちは何故、note を続けるているのだろう?
最近、目にした記事から。
https://note.com/mimimimimi7711/n/n7c376b947244
https://note.com/bvcj/n/nf7f12a8d7fb7
https://note.com/chizukowood/n/n36e87fc32f34
https://note.com/umeko0404/n/nc2e5569cf8e5
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noteへの向き合い方は人それぞれだ。
従来からの質問紙法による研究では、日本人は欧米人に比べて自尊感情が低いとされてきた。ところが、潜在的(隠された)自尊感情を調べるテストから日本人の本音がわかった。質問紙法と違って、自尊感情は欧米人と差がないか、むしろ日本人の方が高かったのだ。
ではなぜ、質問紙法で自尊感情が低く出たのだろう? 理由は、自分を低く見せた方が社会から受け入れられやすいとして、控えめに答えていたから。これが、謙遜を美徳とする文化というもの。
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感情をあらわにするとさまざまな弊害が生じるということで、我々は場面に応じて感情を抑制しながら社会生活を送っている。しかし、感情の抑制は心身のストレスとなる。そこで、心身の健康のため、抑えていた感情をオープンにする方法が模索(もさく)される。たとえば、問題解決にはならなくても周囲に話すだけで気持ちが楽になるってやつ。
最近注目されているものに、紙に書いて感情を表出する筆記療法(Pennebaker & Beall, 1986)がある。
1. 1日15分以上
2. 静かな場所で
3. 誰にも見せない
これで、嫌なことや嫌な感情に慣れが生じ(馴化(じゅんか))、心理的に受け入れ易くなる。また、ストレスフルな体験を筆記することでその体験を振り返り、より肯定的に捉えることができるようになったり、自分の人生と結びつけることができる。つまり、自分に注意を向けることで、自己の奥にある認知や感情を理解できるようになる(認知的再体制化)のだ。
気分が高揚(こうよう)すれば、うつ状態にならずにすむ。これぞ、note の効用(こうよう)かと。
ただし、Smythは、ストレスフルな出来事を記入直後、一時的に精神的苦痛が高まるが、これと筆記によるポジティブな効果との間には相関が見られなかったと報告している。
だから、オイラの記事をうのみにしないようお願いします。そして、私の note活用法は こうよ なんてのがありましたら、どしどしコメントくださいネ^_^