【MTG未経験者向け】統率者戦の魅力について語る
■始めに
初めまして。
2021年の冬からマジック:ザ・ギャザリング(Magic: The Gathering 以下MTG)を始めた初心者です!
この記事は、自分がMTG未経験者の周囲の知人に
MTG(統率者戦)を布教するために執筆しています。
なお、本記事には詳しいMTGのルール等、詳しい説明の記載はありません。
必要な方は他の方の記事や、公式サイト等をご確認下さい。
また、僕の主観で一般的に分かりやすいと思った言葉(クリーチャーはモンスター、フォーマットは種目等)で記載させて頂いているため、
既にプレイされている方や、この記事を読んでから始められた方で
違和感のある記載があるかもしれないことをご容赦下さい。
■筆者について
※本項のみは既プレイヤー方向けです※
前項で記載した通り、執筆時点でMTGを始めて1年半が経とうとしているプレイヤーです。
好んでプレイしているフォーマットは統率者戦、パウパー、スタンダード(一応パイオニアも)がありますが、最近はもっぱら統率者戦をプレイしています。
カウンターや除去を少なくして、
自分のやりたい動きやロマンをデッキに詰め込むのが好きです。
好きなギミックは踏み倒し、カウンターを置くことです。
好きなカードは、<強請る大入道> と <八百長試合> です。
※セットで好きというわけではないです。もちろん入れられればセットで入れますが(笑)。
統率者戦で使っているジェネラルは以下です。
(5-6帯と言い張っていますが、世間的にはそれ以下かもしれません。)
<防衛請負人、クロス>
<ウークタビーの王子、キーボ>
<打ち砕かれたもの、ジョン・イレニカス>
<辺境の刃、ワイル>
それでは本題へ行きましょう。
■MTGと種目について
・MTGってなに?
MTGとは、1993年から発売開始されたカードゲームです。
これを執筆している時点で30周年を迎えており、
トレーディングカードゲームの始祖とも言われています!
このゲームの勝利条件は
自分の山札(デッキ)のモンスターや魔法を駆使して、
対戦相手のライフを削ることです。
・MTGの種目について
このカードゲームには、様々な種目があります!
各種目の具体的な違いは、デッキに入れられるカードがそれぞれ異なります。
一例としていくつか挙げると、以下の通りです。
(全て確認されたい方は公式ページをご確認下さい。本当は全部書きたかった)
・スタンダード :直近2年程度以内で発売開始された追加パックのみ使用可能。
・モダン :2003年以降に発売開始された追加パックのみ使用可能。
・ヴィンテージ :発売開始された全てのカードが使用可能。
・シールド :開封されていない好きな6パックから出たカードのみ使用可能。(個人的にはこれもおすすめ)
・統率者戦 :発売開始された全てのカードが使用可能。
※もちろん使用禁止カードはあります
"デッキに入れられるカードがいつから発売されたのか" が異なる訳ですが、今回はこれらの種目の内、統率者戦の楽しさについて説明いたします!
■統率者戦ってなに?
統率者戦はMTGにおける他の種目と異なり、
ボードゲームのような感覚でMTGを遊べる種目です!
ちなみに、アメリカではMTGの種目の中でも
この統率者戦が一番プレイヤーが多いらしいです。
この種目の各プレイヤーは、
デッキの主軸となる相棒のモンスターを据えて戦います。
自分の嫁を決められるわけですね!
その他にも、統率者戦は他の種目と比べて異質なルールが設定されています。
以下の表が、統率者戦とその他の種目との主な違いです。
(シールド等の限定構築戦は除外します。)
通常、他のカードゲーム等であれば、1対1の対人戦をイメージしがちですが
この統率者戦は、3-5人のバトルロイヤル形式で行います!
ターン順は、ゲームを行うプレイヤーでテーブルを囲って、
最初の手番の人から時計回りでターンを進めていきます。
■統率者戦の魅力
・多人数戦ならではのコミュニケーション
1対1の対人戦と違って、統率者戦はゲーム中に一番有利な人に対して、他の人たちと協力して対処するといった局面が多く
その際のコミュニケーションがとても楽しいです!
「あいつ除去しないと俺たち勝てないんだけど!」
「誰かどうにかしてくれよ!」といった会話や、
「山札引かせてあげるから、このモンスター除去できる?」とか、
「前のターンにこれ除去してくれたから、感謝の意で今回は勘弁してやるか」等の会話があったりと、ワイワイと遊べるところがこの統率者戦の魅力の1つです!
意味不明なカードを出したり、強いカードを出したりしたときも、対戦相手が3人いることでリアクションが普段の3倍ある訳ですから、その反応を見るのもまた魅力です。
・同名カードが1枚だからこその良さ
前の大項、"統率者戦ってなに?"の表に記載した通り、
一部のカードを除いて、デッキに同名カードは1枚だけしか入れられません。
しかも、山札は100枚(厳密には99か98枚)であり、且つゲーム開始時の手札は7枚なので、同じような手札になることも確立上殆どありません。
それが4人もいるとなれば、それぞれが同じデッキ使い続けても、似たようなゲーム展開になることはそんなにないことはお分かりいただけると思います!
自分が強く立ち回れたゲームもあれば(逆も然り)、意味不明な展開になって大笑いするゲームになったりと、そのゲームによって様々です。
また、同名カードが1枚だけしか投入できないため、あの高額カードを4枚買わなきゃ.…とか思うこともありません。
(もちろん汎用的な、人気のあるカードは値段が張るものもあります)
他にも記載したい統率者戦の魅力は数多くありますが、
もっと魅力を語っている素敵な記事は他にもありますので、本記事はこのくらいにしておこうと思います。沼に入ってみてから感じてみようね。
■統率者戦を始めて苦労していること
・カードの種類数が多い。いや、多すぎる。
統率者戦は、MTGが発売されてから全てのカードが使えると記載しました。この30年の歴史があるMTGというカードゲーム、カードの種類だけで2万弱くらいあります!(白目)
デッキを作るともなると、とても大変そうに感じますよね。(実際に作ってみると100枚のデッキ上限はとても少ないことを実感するのですが…)
初心者がいきなりこの統率者戦を始めたとしても
自分のデッキだけで知らないカードだらけです。
他の人たちのカードも(大まかに)把握しないといけないので、
始めたことのない方が最初にこの種目を遊んだ場合は目が回って、ゲームに馴染めない可能性があるかなと思います。
ですが、自分も含めてプレイしている人達は
知らないカードが出てきたら効果を聞いてくることは普通のことなので
恥ずかしがらずにどんどん聞いてしまいましょう!
聞かない事よりも、聞いて理解した方が互いのためになります。
理解できないケースもかなりありますけど…(笑)
・一緒に遊ぶ人を集めるのが難しい
この記事で1番伝えたいことかもしれません。
統率者戦は3-5人で遊ぶ種目です。
そのため、適正の4人を集めるのも結構大変です。
交流会を開いてくれるカードショップや、イベントを開いてくれるインフルエンサーの方々は大変有り難いです。
めちゃめちゃ面白い種目なのに…
僕の周りに遊ぶ人がたくさんいない.…。
あれ、そういえば、この記事は布教用.…?
あとはわかるな?
■実際に始めるために
ここまで記事を書いておいて恐縮ですが、あくまでも僕個人の主観では
この統率者戦、MTGを始めたばかりの人には結構敷居が高い種目と思っています。
そのために、初めのうちはMTGのルール等を覚えるために、以下をお勧めします。
僕は実際に会社の先輩に、この手順を経てで多人数戦の 沼 魅力に引きずり込まれました。
・初心者体験会を開いているカードショップで教えてもう。
・気の知れた仲間内でジャンプスタートをみんなで2パック買って1対1で遊んでみる。
・このジャンプスタートの2パックを使って、ライフ25で多人数戦を遊んでみる。
・構築済みデッキをみんなで購入してそのままプレイしてみる。
初心者体験会は無料で参加でき
運営から公式に認められた人から教えてもらえるし、
無料でデッキもプロモパックももらえます。
ジャンプスタートは1200円(600円 x 2パック)くらい。
効果も簡単なものが多くて本当に初心者向け。
構築済みデッキは5000-7000円くらいで買えます。
ちなみに、最近の統率者の構築済みデッキは結構強いです。
あとはMTGアリーナであればスマホやPCを使って無料始められるので、それで慣れてみるのもいいですね!
(統率者戦は執筆時点でMTGアリーナでは遊べません。今後実装されるかは不明です。)
■最後に
本記事で統率者戦を気になったり、実際に始めてみたいと思った方は、YouTubeに上がっている動画を観たり、他の方の統率者戦の説明記事を読んだりしてその 沼 魅力を感じてみてください。
カードショップによっては、
統率者戦のカジュアルな交流会とかも開かれているので、そちらを見学に行くのもいいと思います。
(筆者が参加しているのはこのカジュアル交流会です。)
本当はもっと書きたいことがあるのですが
あまり長すぎてもこの記事の趣旨に沿わないと思ったので、この辺にしておきます。
始めての執筆のため、未熟な点や読みにくい点も多くあると思いますが
この記事に何かしらのご縁でたどり着いた方で、
MTGや統率者戦の魅力を感じる、もしくは伝える一助になれば幸いです!
それでは。
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