
路線図制作報告③-国鉄日光•鬼怒川•会津地区の未成線を復活させる
ブラウザ上で簡単に路線図が作れるサイト「空想路線図」にて、もしも廃線(廃止された鉄道)と未成線(過去実際に計画されたものの実現しなかった路線)が全て復活したらどうなるかという路線図を制作しました。今回扱うのは国鉄•JRの日光•鬼怒川•会津地区です。
(サムネイルはCanvaで製作)

高画質版(SVG形式)↓
地図リンク↓
https://chart.chi-zu.net/26750.html
前提事項
日光•鬼怒川地区の戦いについて
かつて、東京〜日光間の輸送を巡って東武と国鉄が激しい競争を繰り広げていました。しかし現在はほぼ東武一択となっています。その理由は、JR(←国鉄)の東北本線•日光線は宇都宮経由で遠回りな上、同駅でのスイッチバックもあることでしょう。

しかし国鉄はかつて、スイッチバックを解消するために雀宮〜鶴田間の短絡線を計画していました。さらに、改正鉄道敷設表別表には現在の東武日光線に近い古河〜鹿沼間の計画もありました。
当初東武鉄道は現在の佐野線葛生駅から日光までの路線を計画していました。しかし、山岳地帯のため建設費が高額なこと、当時他にも日光への私鉄計画があった事などから、より直線的な今の東武動物公園分岐の路線を建設していました。
もしも東武が当初計画通り葛生経由で日光線を作り、国鉄が古河〜鹿沼間を開業させていたら形勢は逆転していたかもしれません。
野岩羽線構想について

野岩羽線構想とは、従来郡山周りでしか行かれなかった東京と山形を、より直線的な路線で短絡する計画です。以下の路線が当てはまります。
宇都宮(東北本)線:上野〜古河間
名称未定:古河〜鹿沼間
日光線:鹿沼〜今市間
野岩線:今市〜下野藤原〜会津高原尾瀬口(旧•会津滝ノ原)間
会津線:会津高原尾瀬口〜会津田島〜西若松間
只見線:西若松〜会津若松間
磐越西線:会津若松〜喜多方間
日中線:喜多方〜熱塩〜日中温泉〜米沢間
山形(奥羽本)線:米沢〜山形
この内、①,③,⑥,⑦,⑨は元からある路線(1992年までに全て開業)です。
国鉄は⑤と⑧の喜多方〜熱塩間を開業させました。さらに④の内、下野藤原〜会津滝ノ原間は路盤がほぼ完成していたため第三セクターの野岩鉄道が引き継いで1986年に新藤原〜会津高原間(後に会津高原尾瀬口に改称)を開業させました。
しかし⑧の熱塩〜日中温泉間は路盤が完成していたにも拘らず開業せず、⑧の開業区間も1984年に廃線となりました。④の残りの区間は東武鬼怒川線と並行するため東武鉄道の猛反対に遭い実現せず、結果として野岩鉄道は東武の直通しJR日光線とは繋がりませんでした。②は東武日光線が既にあったため調査線にすら昇格していません。
その後、JR宇都宮線と東武日光線が栗橋(古河•新古河の隣駅)で繋がり直通し始めたため、上野〜喜多方間は繋がりました。しかし残る喜多方〜米沢間は繋がらず、1992年に山形新幹線が開業したこともあり、東京•山形の連絡の使命は果たせませんでした。
なお、日中線廃止代替バスと熱塩〜米沢間のバスが廃止されているため巡るなら徒歩か車(自家用車orタクシー)必須です。
その他の未成線について
その他、以下の未成線を記載しました。
足尾線:間藤〜足尾本山間
日光線:日光〜足尾間
矢板線:矢板〜下野高徳
塩原線:西那須野〜上三依塩原温泉口
只見支線:只見〜会津古町間
磐梯急行電鉄:川桁〜沼尻/会津樋ノ口〜秋元湖
地図紹介
地図概要
本路線図では以下のことを原則としました。
路線・駅はJR・直通先(磐梯急行電鉄)のものを記載
史実では第三セクター化されている路線はJRのままとする
第三セクター化後に路線名を改称した場合は、JR・国鉄時代の路線名に戻す
第三セクター化後に開業または改称した駅は、史実通りの現駅名とする
貨物線・貨物駅は掲載しない
(但し、旅客化計画があったものやかつて旅客輸送をしたものについては、旅客線の未成線・敗戦と見做し掲載する)
その上で以下のものを記載しました。
未成線(改正鉄道敷設法別表/その他構想線)
廃線
廃駅(臨時駅・仮乗降場を含む)
未成駅(構想/要望のみも含む)
なお、東武大谷線・日光軌道線については貨物郵送のみの直通であるため掲載していません。
凡例

桃丸(#f69c9c)…特急列車が停車
灰丸(#8f8f8f)…全ての快速列車が停車
薄青丸(#d6d4f7)…一部の快速列車が停車
白丸(#FFFFFF)…普通列車のみ停車
※凡例の英語表記は間違っている可能性あり
臙脂(#880033)…日光線/鶴田〜雀宮間短絡線
茶(#6f4f2f)…足尾線
深緑(#c57c7c6)…野岩線/日光〜川治温泉間線
橙(#ffa100)…会津線
黄土(#cb7b35)…磐越西線
青(#008dd1)…只見線/古町支線
紫(#9e7eb9)…米坂線
灰(#878787)…矢板線/塩原線/日中線
黒(#000000)…磐梯急行電鉄/秋元湖支線
橙(#f68b1e)…宇都宮線(東北本線)/古河〜鹿沼間線
薄緑(#3cb371)…東北本線(交流区間)
黄(#f8d800)…両毛線
水(#00aae)…信越本線
水(#16c0e9)羽越本線
水(#00b3e6)上越線
緑(#40934b)…越後線
桃(#f380b7)…白新線
橙(#ee7b28)…山形線(奥羽本線)
※ラインカラーの色コードについて、JR線は綾糸ネットというサイトを参考にしました。第三セクター化された路線はWikipedia又は企業公式サイト上の色をmacOS標準アプリ「Digital Color Meter」というソフトで読み取りました。未開業線やラインカラー制定以前に廃止された路線は灰色、他社線(磐梯急行電鉄)は黒色としました。
太線(幅24)...日光・鬼怒川・会津地域のJR線
細線(幅6)...関連する他地域のJR線・直通先私鉄
路線記号は現在導入済みのわたらせ渓谷鐵道(足尾線)の他、会社の略称に英2文字を使用している野岩鉄道(野岩線)、会津鉄道(会津線)も掲載した。
英語表記について
英語表記について、JR線の駅は頭文字とハイフン後の最初の1文字のみ大文字、それ以外を小文字に統一しました。但し唯一表記法に訓令式が採用されている一ノ堰六地蔵尊駅に限り全て大文字としました。なお、磐梯急行電鉄は史実通り全て大文字にしました。
他社線の駅を参考に未成区間の駅を決めた場合、「高原」の前はハイフンつき、「温泉」の前はハイフンなしに変更しました。
特急列車ご案内

特急列車案内の欄には、廃止されたやまばと(上野〜山形間)、あいづ(上野〜会津若松間)、日光(上野〜日光間)を野岩羽線経由に変更して記載しました。また廃止された急行あがの(福島〜新潟間)と特急ビバあいづ(郡山〜会津若松間)も特急化の上で復活させました。
なお、国鉄がこの地位この輸送に勝利した世界線ですので、東武鉄道によって開発された鬼怒川温泉は今ほど重要度が高くないと考え、鬼怒川行き特急は設定しませんでした。
野岩羽線内の特急停車駅について、一般的にJR特急は私鉄特急よりも早いため、東武では一部特急しか停まらない板倉東洋大前、新栃木、新高徳(→下野高徳)、会社境界駅でなくなり重要度が低下する新藤原(→下野藤原)、当初計画では設置されない筈であった龍王峡、川治湯本、かつて東武の一部の特急が通過した中三依温泉も通過とします。また会津田島以北は現行の快速停車駅から、国鉄時代は仮乗降場だった塔のへつり、かつて只見線の急行奥只見が通過した七日町、かつて磐越西線の急行ばんだいが通過した塩川を通過とします。喜多方以北は、路線名の日中線から考えて熱塩を通過とし日中温泉に停車、米沢以北は山形新幹線の最遅列車と同じ停車駅とします。なお、除いた駅は快速停車駅としました。
臨時列車はかつて運行されていた湘南日光、常磐日光、品川発の日光を復活させた上で現行の八王子日光も走らせます。かつて運行された大船発や横浜発の日光は別の時代に運行された湘南日光に統合します。
⭐️参考URL⭐️
・準急湘南日光
http://kame2house.blog96.fc2.com/blog-entry-7770.html
・準急常磐日光
http://blog.livedoor.jp/railart/archives/3440771.html
快速列車・観光列車ご案内

快速列車・観光列車の欄には現行の快速と観光列車の他、2021年に運行を終了した日光線のいろは、2022年に運行を終了した磐越西線のフルーティア福島、2011年に運行を終了したSL磐梯会津路号を復活させました。
なお、快速あいづと快速あがのは特急列車にこの名前が使われているのでかつて磐越西線の快速で使われた愛称のばんだいに戻した上で統合します。
またこの世界に特急リバティは存在しないので会津線内完結の快速は80年代に運行された快速アルペンライナーの名称に戻し、そして日光〜川治温泉間の短絡線があるので日光始発の快速AIZUマウントエクスプレス(史実では東武日光始発で2022年に廃止)をこちら経由とし、代替として鬼怒川温泉始発のAIZU尾瀬エクスプレス(史実では2013年にAIZUマウントエクスプレスに統合)を設定しました。
足尾線では史実のわたらせ渓谷鐵道で運行されているトロッコを運行します。但しトロッコわたらせ渓谷号は日光行き、トロッコわっシー号は足尾本山行きとします。またこの路線図は基本的に"最盛期"の再現に主眼を置いているため、前者は本来は大間々始発ですが2009年のみ行われた相生延長を通年化しています。
さらに只見線の急行奥只見を快速化して復活させました。先述の急行あがののように特急に格上げするには速度が遅すぎるのでこのようにしました。
古河〜鹿沼間では、史実の東武日光線に急行(←快速)が設定されていることから、こちらにも愛称なしの快速を設定します。湘南新宿ラインの快速や宇都宮線の快速アーバンのような形を想定しています。停車駅は東武日光線急行と同じです。
路線一覧
古河〜鹿沼間線
ラインカラー:橙(#eba61e)
路線記号:なし
路線区間:古河〜鹿沼間
途中駅:計画未定のため、東武日光線と同じものを採用
古河、柳生、板倉東洋大前、藤岡、静和、新大平下、栃木、新栃木、合戦場、家中、JR金崎、楡木、樅山
東武が当初計画通り佐野経由で東武日光線を建設していればこの区間に東武はこないため史実の東部と同じ駅名にしても問題ないと判断しました。
なお、渡良瀬遊水地があるため実際に古河から柳生・板倉東洋大前へ路線を作るのは困難です。しかし代わりの駅名も特に思いつかなかったので取り敢えずこの2駅にも止まることにしました。
また東武金崎駅は、JR金崎駅に変更しました。東日本で駅名にJRと入ることは本来はありませんが、できる限り忠実に東武日光線に倣うためこのようにしました。
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改正鉄道敷設法別表第35号
足尾線(未成区間)
ラインカラー:茶(#6f4f2f)
路線記号:WK
路線区間:間藤〜足尾本山
途中駅:なし
廃止された間藤〜足尾本山間の貨物線にはかつて旅客化計画がありました。
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書籍「全国未成線ガイド」
日光線(未成区間)
ラインカラー:臙脂(#6f4f2f)
路線記号:なし
路線区間:日光〜足尾
途中駅:計画未定のため、日光市営バスの大きな停留所を採用
清滝、神子内
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改正鉄道敷設法別表第34号
野岩線(未成区間)
ラインカラー:深緑(#00801f)
路線記号:YG(野岩鉄道のロゴより)
路線区間:今市〜下野藤原
途中駅:計画時の仮称
倉ヶ崎新田、下野高徳、鬼怒川
現在の野岩鉄道は東武鬼怒川線と直通しているが、本来ならば今市〜下野藤原間を別線で建設するはずでした。
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改正鉄道敷設法別表第33号
matbri25様のTwitter
野岩線(日光〜川治温泉間)
ラインカラー:深緑(#00801f)
路線記号:YG(野岩鉄道のロゴより)
路線区間:今市〜下野藤原
途中駅:1駅設置(名称未定)
東武鉄道との対立により川治温泉以南が着工できていなかった際に代替案として考えられました。
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改正鉄道敷設法別表第33号
matbri25様のTwitter
不定期研究?国鉄野岩線構想について
— mataaari25 (@mataaari25) June 14, 2020
国鉄と東武の調整が決裂
東武鬼怒川線と並行する新線がもし建設されたら?
…こんな感じだった様です
昭和44年1月の下野新聞記事より
「下野高徳」「倉ケ先新田」などの新駅名まで決定済み
野岩鉄道の様な高規格な橋梁や高架で今市駅へ接続していた…かも?です pic.twitter.com/KoVEcrwnvV
矢板線
ラインカラー:灰(#878787)
路線記号:なし
路線区間:矢板〜下野高徳間
途中駅:計画未定のため、東武矢板線を踏襲
矢板〜高徳間はかつて東武鉄道が矢板線を運営していましたが、赤字により1959年に廃線になりました。
しかし同区間は国鉄も、改正鉄道敷設法で前述の野岩線の支線として計画していました。とはいえもし国鉄が開業させていても結局は東武と同じ末路を辿ったと考えられます。
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改正鉄道敷設法別表第33号
塩原線
ラインカラー:灰(#878787)
路線記号:なし
路線区間:西那須野〜上三依塩原温泉口(旧:下野上三依)
湯の香しおばら、塩原大網、塩原温泉、逆杉(塩原支所)、元湯温泉口、上塩原温泉
途中駅:計画未定のため、ジェイアールバス/那須塩原市地域バスの大きな停留所を採用
塩原温泉に直接乗り入れる計画です。塩原温泉には1936年まで塩原電車がありましたが、こちらは途中の塩原口までしか開業しておらず、塩原温泉の中まで鉄道が来たことはありません。
現在、塩原温泉へのアクセス駅は東武鉄道+野岩鉄道の上三依塩原温泉口、東北新幹線の那須塩原(西那須野の隣駅)の2つがありますが、同線が開業していれば両者の戦いが更に激化したことでしょう。
⭐️参考URL⭐️
改正鉄道敷設法別表第33号ノ2
塩原温泉駅-Wikipedia
ジェイアールバス関東西那須野支店#過去の路線-Wikipedia
只見線(古町支線)
ラインカラー:青(#008dd1)
路線記号:なし
路線区間:只見〜会津古町間
途中駅:停車場wikiという謎サイトに書かれていました。信憑性に欠けますが、僕の妄想で決めるよりはマシなので採用しました。
只見、楢戸、会津福井、会津長浜、会津亀岡、明和、梁取、和泉田、堺、鴇巣、会津山口、木伏、会津古川
南会津町の古町地区への鉄道計画です。
ただ、地図を見た感じ、速度の遅い只見線しかない北の只見ではなく、南の会津田島まで線路を作った方が明らかに距離も短く、野岩線が開業すれば東京方面のアクセスも向上するように見えます。おそらく技術的な問題でただ未接続になったのでしょうか。史実でも只見〜古町間のバスは廃止され、古町〜会津田島間のバスは現存しています。そのためたとえ開業しても利用者は少なかったのではないかと思います。
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改正鉄道敷設法別表第29号
日中線
ラインカラー:灰(#878787)
路線記号:なし
路線区間:喜多方〜西米沢間
途中駅:廃止区間は当時の駅名をそのまま採用。熱塩から先は経由する予定であったことが確実な日中温泉と大峠を記載しています。距離的にそれ以外の停車駅もできたと思いますが不明のため記載していません。
喜多方、会津村松、上三宮、会津加納、熱塩、日中温泉、大峠、米沢
野岩羽線区間で唯一線路がつながっていない区間です(その他の未成区間は東武が並行)。喜多方〜熱塩間が廃線、熱塩〜米沢間が未成線です。
計画では米沢が終点ですが、Twitter上やYouTube上では米坂線西米沢駅に接続という説があったため採用しました。但し、書籍などに書いてあったわけではないので信憑性はそこまで高くありません。
⭐️参考URL⭐️
改正鉄道敷設法別表第26号
米沢線に接続と書かれているTwitter↓
日中線って米坂線に繋がる予定だったんだ。こう計画線とか未成線から色々と妄想するのが好きだな
— ことらチンチン@がんばらない (@nekoneko_kotorr) January 9, 2017
日中線は西米沢駅(米坂線)に接続する計画だったのか。
— Беркты (@BandaiLiner455) January 8, 2017
日中線、米沢まで繋がっていてくれれば廃止にならなかったかもしれないなぁ…
— キハ52 (@kiha52yonesaka) July 6, 2017
(正確には西米沢で米坂線と合流する予定だったらしいが)
磐梯急行電鉄
ラインカラー:黒(#000000)
路線記号:なし
路線区間:川桁〜沼尻間
途中駅:廃止区間は当時の駅名をそのまま採用。
川桁、白津、内野、会津下館、荻窪、白木城、会津樋ノ口、名家、酸川野、木地小屋、沼尻
762mm軌間で非電化の軽便鉄道で、1969年に廃線となりました。硫黄輸送と観光開発のための路線でした。
社名の通り、1067mm軌間に改軌して電化の上で磐越西線に直通する計画がありました。そのため普通鉄道としては未成線と捉えることもできます。磐越西線直通が実現したと仮定して今回の路線図に掲載しました。
⭐️参考URL⭐️
磐梯急行電鉄#会社倒産に至る経緯-Wikipedia
磐梯急行電鉄(秋元湖支線)
ラインカラー:黒(#000000)
路線記号:なし
路線区間:会津樋ノ口〜秋元湖間
途中駅:不明のため途中駅なしとして記載。
磐梯急行電鉄の支線として計画されました。Wikipedia以外に情報がなかったので本当に計画されたかは少し怪しいです。免許ではなく特許を取得したとあるのでおそらくこちらも軽便鉄道ですが、前記路線が改軌されればこちらも改軌されていたことが確実なので記載しました。
⭐️参考URL⭐️
磐梯急行電鉄#歴史-Wikipedia
今回はかなり時間をかけて作りましたが、いかがでしたか。停車駅を丸の色で表現する形の路線図は初めて制作しました。
東武に国鉄が勝った世界線の路線図を作るなんて...僕は東武ファン失格ですかね、、
※今回、日本語URLの変換に以下のサイトを使用しました↓