Webサイトを簡単に自動監視してアラートメールを受け取る方法
GASラボではどなたでもご利用いただける自動化ツール・AIツールを企画・開発しています。
これまで企画開発したツール一覧は下記のページでご覧下さい。
Webサービスやメディアサイトなどでユーザーに継続的に価値を提供するためには、Webサイトが安定して稼働している必要があります。
Webサーバーがダウンしていることに気づかず、放置してしまうとユーザーの離反や、売上の機会損失、検索順位の低下などのリスクが生じます。
このようなリスクを避けるために必要なアクションは「Webサイトの監視」です。
しかし、24時間365日人力で監視することは不可能です。
そこで、本記事では、Webサイトを簡単に自動監視してアラートメールを受け取る方法を解説していきます。
Webサイト(サーバー)がダウンすることで生じる弊害
今やWebサイトで情報発信することや、Webサービスを通して価値を提供したり、ECサイトを通じてモノを売ることが当たり前の時代になっています。
近年のビジネスで重要なポジションとなった「Webサイト(Webサーバー)」がダウンしてしまうことで、生じる弊害は事前に把握しておくことは重要です。
Webサイトがダウンすることで生じる主な弊害は下記の3つです。
1:ユーザーの離反
Webサイトが繋がりにくいことで少しストレスを感じたことはありませんか?
Webサイトでの閲覧・購買体験はユーザーの満足度を大きく左右します。Webサイトが安定的に閲覧できない状態である場合、サービスや企業に対するイメージを低下させ、ユーザーの離反が生じる可能性があります。
2:売上の機会損失
「テレビで紹介されたお取り寄せグルメのECサイトが集中的にアクセスされて、Webサイトを閲覧できない」
こんな体験もあるのではないでしょうか。せっかくの販売拡大のチャンスですが、接客をするWebサイトが閲覧できない状態であれば、売上の機会損失が生じるリスクもあります。
3:検索順位の低下
検索上位に表示するSEO対策の観点では、Webサイトがダウンしてしまうと悪影響を及ぼす可能性があります。従って集客数が減少してしまうリスクもあります。
検索上位を維持する・目指すのであれば、安定的なWebサイト稼働が重要となります。
上記3つは主な弊害ですが、これら以外にも「クレーム・お問い合わせ増加リスク」や「サービス料金の補填リスク」なども考えられるでしょう。
以上のようなリスクを極力避けるためには、Webサイトを常に監視する体制が必要となります。
Webサイトを自動監視する方法
Webサイトを常に監視するために、監視する人を配置して、人力でモニタリングするという方法もありますが、コストもかかるため、現実的ではありません。
そこで、この度、簡単にWebサイトがダウンしていないかを24時間365日自動で監視できるツールを開発しました。
Webサイト自動監視ツール
本ツールは、Webサイトを24時間365日監視し、異常が発生した際にアラートメールで通知できるツールです。
アラートの通知先はメールアドレスでの指定が可能で、監視対象となるWebサイトはURLで複数指定できます。
なお、本ツールは買い切り型のツールで、購入代金以外に月額費用などは発生しません。
Googleスプレッドシート形式のツールとなっており、ソフトをインストールする必要もなく、OS(WindowsやMac)も関係なくご利用いただけます。
Webサイトの運営に携わる方、自身でメディアを運営されている方におすすめのツールです。
今回開発したツールは本記事をご購入頂いたお客様に配布いたします。
(※有料部分に配布ページのURLを掲載)
法人でツールをご利用されるお客様へ
GASラボではご購入されたユーザー様以外のツールのご利用を固く禁止しております。
法人でツールをご利用される場合は、GASラボの有料ツール全てを複数のユーザー様でご利用いただける「GASラボ法人プラン」にご加入ください。
※GASラボ法人プランならではの特典を多数ご用意しております。
個人でご利用されるお客様へ:お得なツールセットのご案内
GASラボでは、自動化ツールを100種類以上企画・開発しております。個人のお客様で複数のツールをご利用される場合は、お得なツールセットがおすすめです。
Webサイト自動監視ツールの3つのPOINT
今回開発した「Webサイト自動監視ツール」の主な特徴を3つのポイントにまとめて紹介いたします。ツールの仕様を要点でご理解いただく上で、ご確認ください。
※ツールの詳細な仕様は下記の記事をご覧下さい。
POINT1:複数のWebサイトの稼働状況を24時間365日自動で監視!
本ツールでは、複数のWebサイトページの稼働状況を自動で監視することができます。
URLをスプレッドシート型の本ツールに入力して指定するだけなので、難しい設定はありません。
POINT2:異常を検知した場合、アラート通知をメールで受け取ることが可能!
Webサイトに異常を検知した場合、アラートの通知をメールで受け取ることができます。
異常発生時の通知先はメールアドレスで指定することが可能です。
POINT3:入力とクリックのみ!初心者でも安心の簡単操作
本ツールの利用方法は「入力」と「クリック」のみで、シンプルです。
コードを編集する必要もなく、プログラミングスキルは不要です。
Webサイト自動監視ツールのご利用イメージ
今回開発したWebサイト自動監視ツールのご利用イメージを画像を用いて紹介いたします。
詳しい設定方法については下記のマニュアルにもまとめておりますので、併せてご覧ください。
STEP1:ご購入されたGoogleスプレッドシートをコピー
本ツールは配布当初、安全のため「閲覧権限」を設定しています。
そのため、最初に「ファイル」→「コピーを作成」をクリックし、ツールをコピーします。
STEP2:「監視ステータス」シートにて、監視したいWebサイトURLを入力
「監視ステータス」シートに、監視したいWebサイトのURLを入力します。
なお、処理に制限のある「Google Apps Script」の自動化ツールのため、以下を目安にURLの数を入力します。
また、監視対象のWebサイトで異常を検知した場合にアラートメールで通知をしたい場合には、「異常発生時の通知先メール」を入力します。
STEP3:ツールバーの「メニュー」より「監視を実行」をクリックして手動テスト
次に、「メニュー」→「監視を実行」をクリックします。
その後、「監視ステータス」シートの「ステータス列」にWebサイトのステータスが表示されていれば、動作確認完了です。
STEP4:自動監視の頻度を「トリガー」で設定
最後に、自動監視の頻度を「トリガー」で設定します。
例えば、5分に一回Webサイトの稼働状況を確認するのか、1分に一回Webサイトの稼働状況を確認するのかなどWebサイトの稼働状況を確認する頻度を設定することができます。
詳しいトリガーの設定方法はツールマニュアルをご覧ください。
ご利用上の注意点
本ツールを利用するためには、Googleアカウントが必要になります。
本ツールを利用することで発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
本ツールはGoogleAppsScriptという技術を用いて開発したツールです。GoogleAppsScriptには一部利用の制約があります。監視するWebサイトの対象が多すぎる場合や、監視のインターバルが短い場合、制約に引っかかる可能性があります。予めご了承下さい。
ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。そのため、監視するサイトが多数の場合には、処理を完了できない可能性もあります。監視するサイト数を減らすなどして調整してください。
本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
GASラボではツールをご利用いただけるのはご購入されたお客様1名様のみに限定しております。ご購入された個人のお客様以外のご利用は固く禁止しております。法人でツールをご利用される場合は「GASラボ法人プラン」に必ずご加入ください。
Webサイト自動監視ツールの今後の更新について(2024年7月8日時点)
ツールの機能拡充の予定
基本的にユーザー様のリクエストをお伺いしながら機能の拡充に取り組んでいきます。是非、リクエストをお寄せください。
ツールの提供価格について
・本ツールは「300円」でご提供します。
・機能拡充のタイミングなど、今後価格が変更になる可能性があります。予めご了承ください。
・GASラボではツールをご利用いただけるのはご購入されたお客様1名様のみに限定しております。ご購入されたお客様以外のご利用は固く禁止しております。法人でツールをご利用される場合は「GASラボ法人プラン」に必ずご加入ください。
・個人のお客様でGASラボのツールを複数ご利用されるご予定があるお客様は、ツールセットのご利用がおすすめです。
GASラボのその他のツール開発について
GASラボでは、本ツール以外にも業務効率化・自動化に役立つツールの開発を進めています。
参考:GASラボのツール一覧
今後も新規ツールやサービスをリリースしていく予定ではありますので、ご興味がある方はnoteやTwitter(X)をフォローいただけると嬉しいです。
この先は有料コンテンツになります。ご購入された方に「Webサイト自動監視ツール」のリンクURLを公開しております。
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