見出し画像

【気になるあの子】ごりごりのアンドロイドユーザーがiPadを羨む

iPadが気になる。というかほしい。
え、この前までMacBookとか言ってたじゃんあれどうなったのよ、と問い詰めないでいただきたい。
現状もっているSurface Pro4をもっと大事に扱ってやろうという寛大さの表れだ。
というか当時17万近く出して購入したPCを蔵に眠らせておくのはあまりにももったいないと、躊躇したのが本音。

当時3.5万くらいした、この原稿を書いているASUS Zenpad先輩。
いよいよ充電に反応しづらくなったり、充電を外していると爆速で電池が減っていくなどの限界が顕著に見られるようになる。
いつでもどこでも気軽に持ち運べるのがタブレットの強み、であるはずだが、もはやベッドの脇にどっしり腰を置きYoutubeを垂れ流すだけの老害になりつつあった。

いかん。このままだと私も時代に取り残される。
そう思い、新型タブレットを探す。

複数のアプリを同時に走らせることが趣味な私は、機動力の面からも、電池持ちの面からも、購入後のサポートからももうiPad一族の弟子入り待ったなしなのである。

最初は一番安い無印の32GBでいいんじゃないかとも思っていた。
現にいま使っている置物タブレットは32GB使い切っていない。

しかし、しかしだ。
最新式かつ人生初のアップル製品なんか持ち始めたらクリエイトが止まらなくなるかもしれない。
なんのクリエイトかは全く創造できてないが。
で、無印128GBは50,000弱かーとか考えながら、父のiPad無印5をお借りして数本動画を見てみる。
そこで気づいた。置物タブレットと揶揄されていたあのおっさんの底力を。

そう。彼は縦持ち時は上下、横持ち時は左右にスピーカーが内蔵されていたのだ。
どうだ十兵衛おそれいったか。吉田鋼太郎の魂の叫びが聞こえてきそうである。

無印iPadのスピーカーは縦持ち時、下部にひっそりとあるだけ。
縦で見ても、横で見ても強烈に音の違和感がある。
私はどうやら、求める最低ラインは新型Airとなりそうだ。

せっかくアップルペンシル2に対応しているAirちゃん。
本業イラストレーターの弟に、アップルペンシルの描画以外での使いみちについて尋ねると一言。

ない。

いや期待してたんと違う。本業クリエイター、全然クリエイトしてなかった。
じゃあ互換品でもいいのでは、とも思うが、思うのだが、
あのマグネットでそっと寄り添ってくれるペンシルがいいのだ。
つらいときそっと支えてくれる色白の彼女のようで、
たとえば君がいるだけで心が強くなれることに気づかせてくれるのだ。

そんなわけで、iPad Airとその彼女がいつうちに来てもおかしくない状況は整った。
お金はないが、買う気はある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?