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【6】人事から学ぶ:本気の人生は本音の毎日。

先日、外資系バリバリの人事のプロの【安田雅彦】氏の講演を聞いたので、今日はそのシェアです♪

僕はNewspicksや経営系のサイトで何度かお見受けしたことがあり、深い思考力と論理的な指摘がとても面白い方だと思っていたので、有意義な時間でした。今日はそんな安田氏のあるお言葉をつらつらと深堀していきます。

【本気】ならば、どこでも通用するヒトへ。
【本気】ならば、厳しくなれ!?
【本気】ならば、ちゃんと向き合え!?

ご興味ある方はぜひ\(^o^)/

※安田氏のプロフィール:
https://newspicks.com/user/1806494/

【本気】ならば、どこでも通用するヒトへ。

ジョンソンエンドジョンソンやアストラゼネカなど多数の外資系で勤務経験のある安田雅彦氏。人事のプロである安田氏の約1時間の講演は、どれも非常に興味深かったですが、「なるほど!」と思ったお言葉のひとつは、

外で通用する力がつく組織に、人材は集まる。

という言葉です。

およっ?!どういう意味だ!?と思いますよね。

会社Aに入ったとしたときに、会社Aの外で通用する力を身に着ける?
普通、逆のように思いませんか。
会社Aに入社したら、会社Aで出世する力を身につける。
なんだかそれが筋のような気がしますよね。

ただ、安田氏は「外で通用する力」が大切だと説きます。

なぜかというと、
その人のキャリアや人生で実現したいことを【本気】で考えたとき、それが有効だからです。

その人が本当はどんな人生にしたいのか、キャリアにどんな野心を抱いているのか、どんな価値観をもって働きたいのか。

それを知ってこその関わりなんですね。このご時世、転職も当たり前ですし、せっかくならどこでも通用できる力を身につけたいと思う若者も多いと思います。

逆に、「そしたら外にいっちゃうじゃないか」と考える人事は、その人の人生を【本気】で考えておらず、どこかで「自分の会社に居続けてくれるためには」という思考回路に入っているわけです。それって、本当にその人の為でしょうか。人事の本質ってそこでしょうか?

僕は面白いなと思いました。
人事は会社のヒューマンリソースの効果を最適化する務めを持ちながら、本人のビジョンを最大化する務めも背負っているわけです。

さて、一体どれくらいの人事が安田さんのような考えで仕事をしているのか。興味深い着眼点だと思いませんか。

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【本気】ならば、厳しくなれ!?

僕が新卒から3年働いた会社にも、もちろん人事はありました。その人事担当者の方と安田氏を比べたとき、もう一つ面白い比較ポイントがありました。それは、安田氏は【本気】で相手のことを考えるために厳しいことも言うという点です。

一見、「え、厳しいこと言ったら本音で話してくれないんじゃないの?」って思いませんか。僕が働いていた会社の人事の方も、どちらかというと優しい、ゆったりした、なんでも話しやすいような雰囲気の方で、あまり厳しいメッセージはなかったように思います。

しかし、よく考えたら、その人の人生を任されているといっても過言ではない肩書を持っておきながら、ただただ優しいだけではある意味で失礼です。もっと極端に言えば、無責任です。

安田氏の場合は、雑談やカジュアルな会話も含めしっかりした信頼関係を築いたうえで、厳しいこともおっしゃるとのことでした。なるほど、そうやって本音で【本気】を語る人間関係をつくっていらっしゃるのです。

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【本気】ならば、ちゃんと向き合え!?

人事といえば、まああまり良い評判は聞かないかもしれません。「ヒトゴト」と書いて「人事」とはうまくいったものです。ヒトを育てるという意味ではやりがいがあると思いますし、立派な部署ではありますが、一般的に、周りからはあまり良いように言われないような仕事ですよね。

「人事が勝手に決めて~~」
「人事に相談しても出世できなくて~~」
「人事に人事が必要だろ~~」

しかし、安田氏は「逃げない・嘘つかない・ごまかさない」を大切にしているといいます。相手と【本気】で向き合うので、最初から非難されないようにコミュニケーションをデザインしているのです。

そうやって、エンゲージメント(明日も働きたい気持ちと安田氏は翻訳)を高めるといいます。

また、明日も働きたいと思わないような人が会社で働いていること自体、それは会社にも、本人にも、本人の家族にも失礼かもしれません。

外の会社を選んだ方が本人も家族も幸せじゃないか、という本音すら話すという安田氏の関わりが、実は本人たちが会社にとどまる理由なのではないか。ふとそんな気づきがありました。

特別な仕事でも特別な会社でもない。
やっぱり人間性、そして人間関係なんだなと。
そして、そこには【本気】が必要です。

だらだらとした人間関係の中ではなく、
【本気】の人間関係の中にこそ、【本当】の人生がある。

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今日はここで♪


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