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四国旅(愛媛、高知編)

 先日、夏休みの有給の残り1日と土曜日を使って、四国をぐるっと旅行してきました。そのとき感じたことを振り返ろうと思います。

ランチ+コーヒー@愛媛

 広島から愛媛に向かいました。松山市のとある場所で友人と合流予定です。よく晴れており、しまなみ海道をドライブするのは気持ちよかったです。

来島海峡SAからの眺め

 愛媛を訪れた目的はずばり鯛めし。愛媛県には松山鯛めしと宇和島鯛めしの2種類が存在しますが、私の好みは強いて言うなら、宇和島鯛めし。かつて四国を一人旅していた際に食べた宇和島鯛めしのおいしさが忘れられず、今回もランチに宇和島鯛めしのお店を訪問。ただ、時間の都合上、宇和島ではなく、松山市のお店でした。


鯛めし槙にて

 食後はコーヒースタンドを訪れるのが私の旅のルーティンです。アイスコーヒーを注文しましたが、中煎りぐらいで、アイスで定番の深煎りではない風味を楽しむことができました。ただ、少し薄めだったのが残念でした。


日本でいちばん海に近い駅

 愛媛県の下灘駅。線路のすぐ後ろが海です。松山市の中心から車で50分ほど。こんな田舎の駅をだれが見に来るのだろう。そう思っていましたが、平日なのにもかかわらず、たくさんの人が訪れていました。電車好きな人が多いな、なんて思っていましたが、電車が好きで見に来ている人はあまりいないんですね。大半がいわゆる映えるスポット目的なんですね。かく言う私も写真撮影目的でした。
 幸いにも、私が行ったタイミングはなんと数時間に1本しか来ない電車が来る時刻ピッタリでした。まったく電車が来るタイミングを狙っていったわけではないので、幸運でした。

駅には30人ぐらい。この電車に乗っていったのはたったの1人


夜は酒処、高知

 私は大の日本酒好き。夜はもちろん、飲みに行きます。四国で宿泊するなら、酒処の高知です。その前に、夕日を見に、桂浜に行きました。
 残念ながら、夕日は雲に隠れてほとんど見えず。

5年ぶりの桂浜。前回は朝日を、今回は夕日を見に来ました。


 日本酒を覚えたのは21歳のころ。高知のひろめ市場を初めて訪れたのは23歳のころ。まだ日本酒をあまり知らなかった私はひろめ市場を初めて訪れた際、ひどく感動していた記憶があります。かつおのたたきに高知の地酒を楽しめるなんてすばらしい場所だと。
 今回、5年ぶりにひろめ市場を訪れましたが、当時の感動はなかったです。歳を取って気持ちが動きにくくなったのか、はたまた自分の趣味嗜好の自己認識が向上したのか。自分の気持ちを推測するに、後者ですね。
 私は大勢でわいわい飲んだり、たくさんの人がいる場所にいたりするのが苦手です。それをこの5年でしっかり理解したのでしょう。かつおや日本酒に心躍っていた当時より、今は自分にとって心落ち着く行動が何かをきちんと理解できていると思います。心落ち着くのはやはり、静かな空間で自分の気持ちが少し休まるようなことができている瞬間です。
 結局のところ、この夜はひろめ市場の他に、もう1件、蕎麦屋さんに行きました。こちらでは高知の地酒を3種類、飲み比べました。CEL-24を使用した亀泉をはじめ、土佐しらぎくのCEL-24を使用したものもあり、それらを飲み比べました。同じ酵母を使用していても、味わいは異なるのが日本酒の奥深い側面のうちのひとつで、日本酒はおもしろいなと改めて思いました。


胡月にて。高知地酒3種飲み比べ

 この日の締めはつけ麺でした。


締めにつけ麺で満腹

 無事、飲み終わり、帰りのタクシーで運転手に聞くと、地元民はひろめ市場にはあまり行かないとのこと。私はこれからも高知は好きだから、旅行に来ると思うけど、ひろめ市場には行かず、高知のおいしい居酒屋を探索していこうと思います。

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