味が残念な低タンパク質ご飯を美味しく食べるコツ
病院の栄養士さんから試供品を渡された低タンパク質ご飯の味にがっかりしていた夫でしたが、食事療法を長く続けるうちに、美味しく食べるコツを発見しましたのでご紹介したいと思います。それは無印良品のレトルトカレーです。
無印良品の小さいカレーシリーズがおすすめ!
CKDの食事療法中だけど、低タンパク質ご飯が苦手だという人にイチ押しの食品が「無印良品の小さめカレー(レトルト)」です。この小さめカレーをおすすめするポイントは2つあります。
1つめのポイントは、通常の無印良品のレトルトカレーと中身は一緒なのに、量が通常のレトルトカレーよりも少ないという点です。そのため、カレーの種類にもよるのですが、1食分に含まれるたんぱく質が5g以下、塩分も2g以下がほとんど。量が少ないといっても、カレーなので味がしっかりしているため、レンチンご飯1人前に対して十分な量があります。
2つ目のポイントは味です。無印良品のカレーはレトルトとは思えないほど本格的な味付けで、食事療法を始める前から購入しておうちランチで食べたりしていました。特にグリーンカレーは無印良品の中でもロングセラーの人気商品で、素人の手作りカレーとは違う本格的なお味です。もし、腎臓病食の低タンパク質カレーのお味に不満を持っている方がいたら、ぜひとも無印良品の小さいカレーシリーズを試してみてほしいです。
無印良品の小さなカレーシリーズのお勧めは?
おすすめは「グリーンカレー」と「ブラウンモイリー」です。下は普通サイズですが無印良品でも人気のある「グリーンカレー」です。ご興味持たれた方は店舗で探してみてください。
近くに無印良品(店舗)がない場合
お近くに無印良品の店舗がなくても、ECで購入することができます。おすすめの購入方法は以下の2つです。LOHACOでまとめ買いですね。
LOHACOをお勧めする理由は、3300円以上の購入で送料無料になるからです。LOHACOはカレー以外にも日用品や飲料水のような生活必需品を多く取り扱っているので、送料無料ラインに到達しやすい点も良いです。
LOHACOで購入する際の注意点ですが、購入するカレーを選んで買い物カゴに入れる前に、「内容量 90g」であることを確認しましょう。デフォルトは通常サイズの180gになっていますのでご注意を。
美味しく食べるコツはスパイスにあり!
低たんぱく米をおいしくないと感じる最大の原因はにおいです。よって、におい消しのためにスパイスが効いたものと食べると違和感が減ります。具体的には、先にご紹介した無印良品のご飯にかけるシリーズ(レトルト)はカレーの他にも、ユッケジャン、胡麻味噌坦々などスパイシーなモノが豊富に取り揃えられています。
これらレトルトとレンチン低たんぱくご飯を組み合わせて、ランチのたんぱく質摂取量を10g以下に抑えると、夕食で摂取するたんぱく質量に余裕ができるので、夕飯メニューの幅も広がりますし、お肉の量を増やしたりもできます。
低タンパク質ご飯を食べるメリット
タンパク質ごはんを食べるのにはメリットは、主菜である肉や魚を食べる量を増やせることにあります。
普通のご飯は、お茶碗1杯(150g)に3.8gのたんぱく質が含まれます。1日のタンパク質摂取量を40gと仮定すると、1食あたりのたんぱく質量は約13gに抑えたいわけですから、1食で許容されるタンパク質の約30%をごはん×1杯で使ってしまうことになります。そして、制限量を守るためには、魚や肉などの主菜を減らすことになってしまうのです。
また、海外出張時などもレンチンご飯は便利です。レンジがないホテルの場合でも、湯沸かしポットで温められる低タンパク質ご飯もあります。コロナで出張に行く人も減ったと思いますが、紹介しておきますね。
中身は普通のレンチンご飯がですが、真ん中の切り取り線で二分割できるものです。ティファールのような口が広い電気ポットが設置されているホテルの場合、レンジがなくてもポットの中に入れて温めることができます。