見出し画像

【障害児イクメン】会社がリストラ発表❹これからの日本人の働き方は?

年明けにリストラかもしれませんガリキンです。この機会に「これからの働き方」について自分なりに検討しました。

検討のパートナーは、橘玲著、『働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる』です。まずは、マクロの視点から働き方についてまとめて見ました。

「働き方」の定義 橘玲著、『働き方2.0vs4.0』
・働き方1.0:年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
・働き方2.0:成果主義に基づいたグローバルスタンダード
・働き方3.0:プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
・働き方4.0:フリーエージェント(ギグエコノミー)
・働き方5.0:機械がすべての仕事を行うユートピア/ディストピア

政府が進めている「働き方改革」は、働き方1.0→2.0にアップデートする政策のこと。

トーマス・フリードマンによると、いまや「人新世(じんしんせい、アントロポセン)」とも呼ぶべき新しい時代が到来し、ミドルクラスの雇用は、急速に失われている。人新世(じんしんせい、アントロポセン)にも雇用はあるが、、、


3つのR:読み(リーディング)、書き(ライティング)、算数(アリスメティック)に加えて、
 ↓
4つのC:創造性(クリエイティビティ)、共同作業(コラボレーション)、共同体(コミュニティ)、プログラミング(コーディング)

のスキルが必須になると言っています。

橘玲さんは、人生100年時代には、原理的に、「好きなこと」、「得意なこと」をマネタイズして生きていくほかない。もちろん、すべての人ができるわけないので、これを「残酷な世界」と呼んでいます。

ここには、重要な真理が隠されています。それは、「健康上の問題などで働けなくなるまでは、誰でも人的資本を活用できる」と述べています。

人的資本を使って富を増やす方法は、原理的に3つしかないとも述べています。

①人的資本を大きくする → 要するに「自己啓発」
②人的資本を長く運用する → 長く働くこと
③世帯内の人的資本を増やす → 共働きする

ギブすることがなぜ重要なのか?

まわりの人たちにギブする知識や人脈をたくさん持っている人は、それを利用してネットワークのハブになることができます。そして、情報と同様に富もハブに集まってきます。なぜなら、情報(知識)社会において、「情報=富」だからです。

「FIRE」運動の「リタイア(引退)」とは、仕事を辞めて悠々自適の暮らしをすることではなく(これだと数千万円の貯金ではまったく足りません)、日々のお金を心配することなく、会社や組織から自由になって好きな仕事をすることです。これが「経済的独立」で、リベラル化する現代社会の価値観(理想)です。

シリコンバレーで「世界を変える」ために徹夜で働いているたくさんの天才たちは、私たちの生活を豊かにするための召使いみたいなものです。日本に生まれ育った以上、日本が豊かで幸福な国になればうれしいことは言うまでもありません。しかし、本当に重要なのは国の勝ち負けではなく、自分と家族が幸福に生きられるかどうかです。

==========

働き方1.0である、年功序列・終身雇用スタイルは、人生100年時代、定年60歳時代に現代において、制度疲労している。

そこで、世界を見渡すと、働き方2.0:成果主義に基づいた働き方に変わってきているようだ。これは、日本政府が進めている「働き方改革」に相当する。

人的資本を最大化して、自分と家族が幸せに生活しよう!の結論が導かれる。定年もない、成果を上げるのに四苦八苦する働き方ではない、働き方4.0:フリーエージェントのスタイルを目指しましょう、となる。



いいなと思ったら応援しよう!

ガリキン@難病・障害児イクメン中年のリアル
「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じていただけたら、 「気に入ったらサポート」ボタンをクリックして、投げ銭していただけると幸いです。 投げ銭していただいた資金は、障害児、難病児のための「一般財団法人」設立のための準備費用に使わさせていただきます。