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【前編】ウエパの新卒研修って何するの?新米デザイナーが3ヶ月を越えて

こんにちは。がりさんです。
株式会社ウエディングパーク、新卒1年目のデザイナーです🍁

以前大学の後輩と久々に話して「結局、就活で企業の何を1番知りたい?」と聞いたときに
「研修制度ッ……!」と力強く言われました。切実。

特に就活でベンチャー企業を視野に入れているみなさんは、早くから経験を積みたい!という前のめりな気持ちもありながら、研修や教育制度が整っていないイメージを持っていたり、研修後仕事をしていくにあたって本当に大丈夫なのか……?と不安を感じる人も多いかと思います。

そんな不安を解消するため、今回は、弊社のクリエイター新卒研修がどんなものか、今年の新卒研修を例に振り返っていきます!

今回も2記事合わせて6~7000字ほどの大ボリュームになってしまったので
・前編にウエパの新卒研修の概要
・後編に研修を作った人の想い
を中心に語ります👀


実践で学ぶ!怒涛の新卒研修

ウエディングパークの新卒研修を一言で言うと、ウエパらしい考え方と基礎能力を身につける3ヶ月。
資料を見聞きして学ぶ座学と並行しながらとにかく実践で学ぶ機会が多いのが特徴です。

✍️23卒デザイナーの場合(抜粋)

研修の内容は新卒の人数やスキルレベルにより毎年変わります。

🌟ウエパ社員としての基礎知識
全職種の新卒社員が、会社の仕組みやルール、文化や制度、部署やサービスの理解、社会人の心得、ブライダル業界のいろはなどを序盤の1ヶ月ほどでぎゅっと学びます。

🌟Ai,Ps,XDなどのデザインツールの復習

外部ツールを用いての学習をしました。ここでは手取り足取り…というより自分で時間を見つけて足りない部分を補っていくイメージ。

🌟HTML,CSSでのコーディングの研修
内定者の段階でも外部ツールを用いた学習をしますが、ここでは実際の開発フローに合わせてコードエディタやGitの使い方などを学びます。デザイナーはコーディングど素人で入社する人も多いですが、このような実務に近い研修を通じて経験を積みます。

🌟チーム開発で国内のサービスプロダクトを考える
基礎的な研修の後、入社後初めての業務として新卒クリエイターでチームを組み合同開発を行いました。
今年はプロダクトビジョンの「ふたりに、心が動く体験を」提供するため、国内サイトの改修提案や新規コンテンツの提案、ユーザーインタビューなどで社外にアウトプットすることをゴールに開発をしました。
私たちのチームを例に挙げると、ウエディングパーク国内のサイトのお気に入り機能の改修を提案し、実際の需要に沿っているかユーザーインタビューをしました。

実際の開発フローに乗せて企画→判定→デザイン→ユーザーインタビューと進むのでかなりのハードスケジュール……!
今までは社内のツールの開発などもしていましたが、今年はウエディングパークのいち社員としてユーザーにアウトプットするという大きな挑戦でした。

🌟活性化アクションの実行
ウエパの新卒は目に見える熱量で会社全体を明るく元気にできる力が求められることが多く、社内の活性化も重視されています。
普段なかなか関われない人たちに積極的に関わることを目的に、社内制度を活用してマネージャーや先輩社員と交流を深めるほか、
研修の3ヶ月で挑戦するアクションを考えて実行するというミッションもありました。

・エンジニアとしてdocbaseでナレッジを10個提出する
・ランチに○人行き社内での交流を深める
・noteで社会に発信する
・slackでの社内発信数No.1になる

23新卒のアクション例

私はあえて苦手な分野で宣言したので、正直これが1番きつかったです!!!

🌟START研修(ビジョンワーク)
研修の締めは、アカウントプランナーを含めた同期全員でのSTART研修。
「今から皆さんに30分、目の前の学生(になりきった先輩)が会社について色々な質問をするので、みなさんはWPの採用担当としてウエディングパークについての理解を深めてあげてください」という設定でワーク。
最後に研修を終えての振り返りと今後の挑戦の宣言をし、フィニッシュを迎えました。

研修を通じた学びと気づき

適切に人を巻き込むことの重要性

新卒研修期間、メンターの先輩にずっと手取り足取りサポートしてもらう……というよりは、ある程度の段階で自分で疑問点を聞きにいく姿勢が求められます。そのため、早い段階で会社の一員として自走しようとする気持ちを持つことができました。

実践メインだけどサポートが手厚い

自走が求められる=放置される、と思われる方もいるかもしれません。
しかし、研修を進める上で不明点があっても大丈夫。開発上での悩みはもちろんちょっとした困りごとや不安も温かく親身に相談に乗ってくれます。「本当にこのまま進めて大丈夫かな…」「今質問して大丈夫かな…」などの不安に対し、「いつでもなんでも聞いて!」「質問してくれてありがとう!」と受け入れてくれる環境に最初はとても驚きましたが、なんでも初めての新卒にとってはとてもありがたかったです。

カルチャーやビジョンについての解像度が上がった

ウエディングパークは、社内の共通言語がとても多い会社です。当たり前に飛び交う言語が、カルチャーやビジョン、行動規範に結びついています。
研修期間中、特にビジョンワークでは会社が大事にしていること、向かっている方向性、自分が体感しているカルチャーを自分の言葉で語れるかどうかや、正解がない問いに対し、どれだけ自分で向き合えているか。その難しさと重要性を知りました。

部署や会社の一員としての実感

特に今年度のクリエイター研修では、社内ツールではなく社外に対してアウトプットをしたり、先輩と一緒の目標に向かって取り組んだことで
ウエパのいちクリエイターとしての自覚や制作に対する責任を感じました。

同期のありがたさを再確認できた

何より、職種を超えて同期との切磋琢磨を活発にすることができました。
プロダクトを作る上で忌憚なき意見を交わし合ったり、考えの違いに時にぶつかったり、なかなか解決の突破口が見つからず悩んだり。一人ではなく、チームでのものづくりを早くに経験することは刺激になりました。
難しい状況をみんなで乗り越えた経験や、身近に頼れる仲間がいるという実感が実務に入ってからも支えになっています。

自信がなかった自分に対する発見

研修期間中は「挑戦」がキーワードとなる場面が多くありました。
挑戦をする中での壁は、自分を結局一番は自信を持てない自分自身でした。
しかし、そうやって自分という壁を越えた先にあったのは、誰よりもビジョンへの熱意を持って、行動できるという強みを持った自分でした。

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さて、前編は研修の内容とそれを経た新卒の変化についてお話しました。
ここまで書いてみて、ウエパの研修をどんな想いで作っていたんだろう?と気になって運営メンバーに当時の話を聞いてみたところ
超!愛に溢れたインタビューになりました。

次回はそんな新卒育成に込められた思いに注目です。

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