見出し画像

デザインチーム全員でビジョンを決定した話

こんにちは。
株式会社ウエディングパーク デザインチームのがりさんです。
この春入社した新卒1年目のデザイナーです🌸

先日、デザインチームのチームビジョンを決定しました!
今回はこのビジョンの作成背景、そしてメンバー全員で熱量高く取り組んだ合宿の内容についてお話します。

1.なぜチームビジョンが必要だったのか?

ウエディングパークのデザインチームは、今春に新卒が加わり10人規模のデザイナー集団になりました。
私たちは、全社のビジョンである「21世紀を代表するブライダル会社を創る」、そして「デザイン経営の浸透を先導していく」というミッションのもと全社を牽引する存在です。
その実現のため、デザインチームの意義目標、行動指針、ありたい姿を決めていました。(意義目標・行動指針を決定した前回の合宿はこちら

しかし、会社のビジョンが達成される時、そしてその先デザインチームはどうなっているか、という明確なビジョンは今までありませんでした。

そこで、デザインチームがさらにチームとして成長するために、最終的に向かうべき「高い山」、つまりデザインチームのチームビジョンを決定する合宿を開催することになりました。

2.合宿の内容

まず2チームに分かれ、テーマについて意見を出し合いました。

議論前の合宿運営チームからの言葉
登る山が、全社ビジョン『21世紀を代表するブライダル会社を創る』に手が届く高さであることが大事
・今実現できるできない、ではなく、バックキャスティングで考えよう
年次関係なく、本音で語り合おう
決断したことは、全員で走りながら正解にしていこう!

○発散させる時間

まず最初に意見を発散する時間をもうけ、
「尊敬されるチーム、憧れられるチームってなんだろう?」
「こんなチームにしたい!」という夢を語り合いました。
高みを目指すのは同じでしたが、そこに向かうためのアプローチが異なり、チームの個性が出たフェーズでした。

憧れやかっこいいと思える夢から広がる。社内外から憧れになるデザインチーム、言わずと知れたデザイン集団……時代をつくるチームってかっこいい!
賞や名誉を目指すのが目的ではない。ずっといいものを届けることが大事。プロダクトにのせる思いを追求することで、結果はついてくる。

○収束させる時間

夢を語り合ったあとは、会社のビジョンからのバックキャスティングを意識した話し合いに移りました。
ビジョンが実現されている時、デザインチームはどうなっているのか、
本当に全社ビジョンに手が届くものなのか、今や未来の仲間がワクワクできるものかを意識して『登る山』を明確にしていきました。

白熱しすぎてプロジェクターにまで付箋を貼る私たち
年次関係なく5時間の激論


そのほか、覚えやすく言いやすい言葉であるか、表記は漢字かひらがなか、さらには助詞まで!
ことばの細部にまでこだわり抜いて詰めて、完成したビジョンがこちらです!

ビジョンを考える上で特に大事にしたことはこの2つ。

○時代を代表する会社をつくるために、私たちが時代をつくる
→ウエディングパークのビジョンは「21世紀を代表するブライダル会社を創る」。そのために、私たちが世界にイノベーションを起こし続けよう。
○ウエディングパークだから、私たちだからできることをしよう
→「時代をつくる」のは他の会社でもできること。私たちはブライダル会社であり、ウエディングパークの社員・カップル・クライアント・社会の幸せをつくる集団。

また、話し合いの途中、「時代をつくることを目的にするのではなく、時代をつくる『組織をつくることが大切」という社長からのひと言がありました。
この『組織をつくる』を強調するために「デザインチーム」という言葉を入れるか入れまいか最後まで悩みましたが、
言葉のキャッチーさを考え、ここはデザイナーらしくビジュアルで表現することにしました。

3.合宿を終えてから

合宿運営チームの先輩にお話を伺いました。

運営チームのSさん
デザインチームは、新卒が半数を占める全社で一番若いチームです。そんな私たちがどれだけ目標を高く持てるかが全社のビジョン実現のために重要なことだと思っています。
また、合宿で本音の対話を通じてチームを作りたい!という意図もありました。
正直、入社間もない新卒が、チームの一員として当事者意識を持って参加してくれるかどうかが心配だったのですが、先輩たちに負けじと自分ごととして取り組んでくれたのがとても嬉しかったです。このチームなら高いチームビジョンも叶えられるなと感じました!

合宿後早速、「ビジョンに向かうために、定例も変えるべき!」という新卒の声からデザインチームの定例がリデザインされました!
自分や周りの幸せのアクションのシェア、活動報告がキャッチアップしやすいような新しい定例アクションの提案で、
デザイナー自身も幸せに目を向ける機会が増え、ビジョンに一歩前進しました。

仕事をする上で実感した、部署内外での「幸せアクション」についてシェアするコンテンツ

4.おわりに

今回のビジョン決定合宿は社長・MGR同席でしたが、ほぼ全ての決定が私たちに任せられ、デザインチームのメンバーみんなで組織をつくるという文化を体感しました。

私を含め新卒も、ゲストではなく「私たちが目指すべき山」と自分ごとと捉えて前のめりに取り組めたし、
はじめてデザインチームとして組織に貢献できた瞬間だったと思います。
途中で話し合いが詰まって、辛いと思った瞬間も正直ありましたが、そもそもの会社の理念やビジョンに立ちかえると、デザインチームが目指すべきところも見えてきたなと感じます。
デザインチームの未来を決める合宿に、私たち新卒もその一員として参加できたことが幸せだし、誇りです。

その場にいた全員がしっかり納得して決めた、ワクワクするビジョン。
これから「幸せであふれた時代をつくる」の実現に向けて走るのがとても楽しみです。

次回の投稿では、この決定したビジョンをビジュアル化したプロジェクトの様子をお送りします!

いいなと思ったら応援しよう!