お庭づくり【水溜まり】と【溜まり水】の違い ヒルトップ広島の小さなガーデン屋さん

外構エクステリアでは【水溜まり】が何か不良施工の代表格みたいに言われてますが、ガーデンでは【水溜まり】があるとお庭が健康になるから良い庭ということになります。
えー?という方もいるかもしれませんが、それは【水溜まり】の意味を知らない方なんですよ^_^
【水溜まり】というのは
雨が降りましたら雨水が地面に浸透していきますよね。排水状況の良い土地だと地下に浸透していき地面の上は雨で湿ったままの状態。
排水の悪い土地だと少しずつしか地下に浸透していかないので土中が雨水で飽和状態になり降ってきた雨が浸透しなくなり【水溜まり】ができます。
が、少しずつ排水されていき徐々に【水溜まり】がなくなっていきます。
つまり【水溜まり】というのは地面への浸透待ちの雨水なんです。
浸透していくことにより植物や土中の微生物などが喜んで活性化するから、お庭は健康になり呼吸します。
うちの水溜まりはずっとあるんですけど!
という方もいます。
それは【水溜まり】ではなく【溜まり水】です。
【溜まり水】は滞留してる水、ずっとそこにある水、浸透しない水を言います。水溜まりと同義語だという方もいますが、溜まってる瞬間は確かに同じですが、これは改善しなければならない状態なんです。
【溜まり水】によって何がいけないのか?
コンクリートの上ですと劣化を早めますし、土ですと土の腐食による悪臭、ムカデなど病害虫の発生、カビ発生、藪蚊の産卵場所になります。
これはお庭だけでなく家族の健康を害する状態なので土壌改良、排水改善の処置をしなければなりません。
こういうお庭の基本的な相談が無いらしく、ネットで探しまくって私をみつけてくれる方が非常に多いんですよ^_^

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